世間では盛んに「働き方改革」が叫ばれていますがいざ自社でやろうとすると大変です。
それは「幸せの価値観」が人ぞれぞれ異なるからです。
当社の取組の一例として、スタッフ全員に年間3日間の有給取得日を予め宣言してもらい
それに向かって仕事の効率化やタイムマネジメントの改善を図ろうという活動を始めました。一日は記念日休暇。残りの2日は週末や連休に合わせてバカンス休暇。休む側とすれば安心して(休暇中にメールや携帯を気にせず)休めるように資料の保管場所や問い合わせ対応のマニュアル整備などが必要になり仕事の標準化も進む(はず)という目論見で会社もスタッフもメリットが出る(はずの)取組です。
しかし本音となるとなかなか難しいようです。
時短が進めば「家族で旅行に行ける」「趣味の時間が充実する」という人もいますが中には「そんなのいいから給料を上げて欲しい」「早く帰ったら売上も落ちてしまう」という人もいるでしょう。要はバランスだと思うのですが時間はあるけどお金が無い、お金はあるけど時間が無い、どちらもあまり幸せとは思えません。
そもそも時間やお金の「ある/足りている」「無い/足りていない」の尺度も人それぞれ。また同じ人であっても年齢が進み家族の状況が変わることによって言うこと(=価値観)は変わるでしょう。やはり価値観というのはひとくくりにして語れるものでは無いのでモノゴトを進めるというのは難しいです。
みなさんの職場ではどんな取組をしていますか?働き方改革で「前より幸せになった」と感じますか?悩んでも答えは出ないので当社では良いと思ったことからコツコツ取り組んで、この活動を通じてスタッフみんなの仕事に対する価値観もまとまったらすごいパワーになるので、それをお客様にも感じ取ってもらえることを期待しながらがんばります。