今日は朝から蒸し暑くてまるで梅雨明けしたような陽気ですが今週関東地方も梅雨入り宣言が出されましたね。雨が降り出すこの時期になると問い合わせが多くなるのが雨漏りの補修工事です。
複雑な屋上防水もきっちりと。 古い建屋は当時多かったゴム防水の劣化が多いようです。 |
以前雨漏りの経路調査のお話をしましたが細かいひび割れなどから侵入する雨漏りはお施主様のお話だけではなかなか雨水の侵入箇所が特定できません。また実際にフタを開けてみると実は事態が思ったより深刻だったりしてさらなる補修が必要となることもあります。
基礎からの侵入には専用の工法があります。こちらのお客様は大雨の時に 室内ににじみ出る雨漏りで困っていらっしゃいました。 |
ここ最近の事例ですとどうも3.11の震災によってひび割れたとか、サッシ周りのシールが切れたのでは??。。と推測されるような事例が築20-30年たった工場や倉庫で多い気がします。
建物のジョイント、増築部金物の取付部も要注意です。 樋を外してみたらびっくり!なんてことも現場ではあります。 |
一度ひび割れに水が侵入すると冬場の凍結などによってさらにひび割れが進行しておおきな被害をもたらすことになります。
やはりおすすめは予防保全。もう少し早く声をかけていただければ上塗りだけで済んだかもと思うこともしばしば。定期的にお客様を訪問するように心がけてはいるので
すがなかなか廻りきれなくて申し訳ない気持ちで工事をしています。
ひび割れからの雨水の侵入と冬場の凍結の繰り返しが原因と思われるカケ (見かけはくっついているように見えるのですが触るとポロッと落ちました) |
やはり防水や塗装は定期的なメンテナンスをおすすめ致します。現況の診断だけでもお気軽にお声がけください。お客様とご相談のうえ最適なご提案をさせていただきます。