「仕事休もっ化計画」。。。いきなりオヤジギャグ的なタイトルで来たなと思われた方もいるかと思いますがこれは厚生労働省が有給取得推進のためのキャンペーンタイトルとして使っているキャッチフレーズです。
昨年このブログでも書きましたが当社も気兼ねなく有給が取得できる会社づくりを目指してこの一年間活動をしてきました。その結果スタッフの”平均”有給所得日数は5日(集計期間は違いますが目標6日に対して達成率は83%)でした。
しかし統計に詳しいかたはすぐにわかると思うのですがこの”平均”というのがクセモノでやはり男女間、職種間、年齢層によってバラツキがあり一番多い人で17日、少ない人は5時間という人もいました。年初に記念日休暇1日とバカンス休暇2日を個別に面談で決めたにも関わらず取れない(取らない?)スタッフがいるということは私の大反省です。
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(引用:厚労省「仕事休もっ化計画」より) 当社の場合理由の3,4,5番はほぼ無いです。マジメ過ぎるが故の1番目と2番目の理由が多いと思われます。 この部分の解消が推進のキーポイント。 |
やはり日本の伝統的な「男は外で働き家は女性が守るもの」という価値観が反映されてか当社でも有給取得状況に次のような傾向が出ています。
女性>男性
若い>年齢高い
今年は積極的なデータの開示による啓蒙とコミュニケーションによって平均値だけでなくバラツキも改善したいと思っています。
また一方では休め休めで業務はどうするんだ?という声もあってそれももっともな話です。お客様にご迷惑はかけられないし、みんなでがんばって休んだら売上が落ちました、などというのはあってはならない話です。
>インプット×プロセス=アウトプット、わかりやすく分解すると
>(個々の技量*やる気*投入工数)×(仕事のやり方+仕事のしくみ)=売上
となりますので有給取得増により「投入工数」が減る分、今年はICTの活用によるグループウェアの導入により協力業者さまも巻き込んで「仕事のやり方+仕事のしくみ」を大きく変えます。そして従来からの資格取得や社内・外部教育の充実による「個々のスキル」向上、福利厚生の充実と成果への適正な評価による「やる気」向上を継続していきます。
今月はそのための打合せが多く忙しいですが変化への期待の方が大きく楽しみです。
今後も当社の「仕事休もっ化計画」の様子アップしてまいりますので応援よろしくお願いします!