サーモグラフィカメラ導入しました
2019.03.23

今年は加湿器を設置したおかげ(?)か当社では誰もインフルにかかることなく春を迎えられそうです。湿度計はいつも”Lo”表示で30%を切っているようですが1日2回のタンク給水をしてるのでそれだけの加湿はしているはず。いや、せっかくお金をかけたのだから効果があった!と信じたい(効果ありと自分に思い込ませて納得する)のは私だけでしょうか。今のところスタッフから賛同の声はありませんが。。今週もブログスタート。

雨漏り診断でのサーモグラフィ画像例

「なんだか天井付近はムっとして暑そうですねー」「足元がすーすーしますねー」
「ムッと」て何℃なん?
「すーすー」て温度差どれくらい?
て思いますよね。これを可視化(流行りの「見える化」)する技術がサーモグラフィです。

当社としてこれまでは機材が高価だったり、使いこなしに専門的な知識や技術が必要だったため撮影や解析は業者さんにお願いすることが多かったのですが、値段もだいぶこなれて来て、お手軽コンパクトで無線通信可、解析ソフトもフリー提供されるようになってきましたので今期当社でもサーモグラフィカメラを導入しました。

FLIRC3を購入

雨漏り診断や断熱改修の際に「ここが原因だろう」では費用がいくらかかるかわかりませんし施工後の効果についても目視できる雨漏りはともかく断熱については「言われてみれば」なんてことにもなりかねません。サーモグラフィカメラ導入の目的は施工前後のビフォー・アフターを「見える化」「数値化」することによって費用は最小に、効果とお客様の満足度を最大にすることが目的です。

建屋は私と同い年の
1966年竣工。
これも私と同じく?
見た目ボロボロ

 先週は屋根の補修・雨漏り対策・遮熱・断熱・静音化がいっぺんにできる特殊コート材のテスト施工をしてきました。

お客様も効果を目で見て、ひと夏を経て体感しないと、特に省エネ提案の場合は納得してご注文いただくことが難しいです。なので意地が悪いようですが半分だけ施工してその差を体感してもらうという工事をしてきました。

毀損がひどいところは
事前に補修

私が営業で回っている製造業・医療・物流関係の建屋は古くなってもどうしても営繕は後回しになりがちです。ましてや先行き不透明な時代に建替えとなると儲かって儲かってしょうがないという会社様でないとなかなか投資ができません。そこで当社ではお客様の困りごとを解決して、建屋の延命化を図りながら、さらにそこに省エネや快適性をプラスする提案をしています。

効果比較のための
テスト施工完了

こちらの現場ではこれから定期的にサーモグラフィで測定を行ってお客様にレポートをお届けする予定です。雨が降れば降るほど、暑くなればなるほど効果てきめん、なので今年の梅雨は雨よ降れー!夏は暑くなれー!と思ってしまいそう。
レポートとお客様の反応が今から楽しみです。

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