フレックス勤務トライ開始します
2019.03.30

これは当社でずっと使っていたタイムカード打刻機です。クラウドによる勤怠管理のトライアル期間はこれを併用していたのですが3月21日からクラウドへの全面移行となりましたので3月20日付でお役御免となりました。

「おはようございまーす」「ウィーン、ジッジッ、ウィーン」という毎朝の音が聞こえなくなるのは寂しい?というかいつもの音がしないことに慣れるまで不思議な感覚でした。切替直後はタイムカード無いのにいつもの場所へいつも通りにやって来るスタッフもちらほら。慣れ、惰性って怖いですね。では今週もブログスタート。

働き方改革で労働時間をきっちり管理しましょう、休みもしっかりとりましょう(とらせましょう)となるとなかなか管理が大変です。

携帯で出退勤管理をするといつ、どこで、誰ががリアルタイムで自動的に記録されるのでログの管理、集計はとても楽になりますが当社のようにBtoCの事業がメインとなると個人のお客様の都合に合わせて動くことが多く、「やっぱり気が変わった」「体調が優れなもいので」「出先から渋滞で戻れない」などの理由で予定が変更になることが多々あります。また外構の仕事であれば「今日は雨でできないので明日に延期」「天気予報がいい方に外れて晴れたからやっぱりやるべ」など神のみぞ知る的な要素も出てきます。

そうなると時間の管理だけでなく、その時間が残業なのか、振替出勤なのか、だったらいつ振替休日を取るのか、とスケジュールの変更が発生します。その都度シフトも正確に修正申告しないとエラーになるので実際と規定が合っていないな、というそもそも問題が顕在化します(改善のためには問題の顕在化、見える化が重要!)。この辺の問題に欲言えばこれはリアルタイム管理の良いところで紙による申請だとついまとめて処理したり、事後の申請になったりするので事後ではなかなか対策が打てません。

そこで当社の現状を踏まえ、社労士の先生と相談して4月から試験的にフレックス勤務を導入することにしました。個人のお客様とお家づくりは不動産の商談をするスタッフはおそらくフレックスが一番合っているのではないでしょうか。フレックスによってより効率的に、自分の時間や家族のケアに柔軟に対応できる働き方が実現できればお客様へのサービスもさらに向上するはず。

フレックス制度そのものは随分前からあって便利そうに見えてなかなか普及しないのは理由があるのでしょうがまずはやってみる!スタッフ全員が顔を合わせる時間が減るかもしれませんがそこは別途導入した工程管理システムで常に情報共有を図ることでカバーします!

思いたったことがすぐにトライできるのが当社のような小さな会社の強みですので、まずは3ヶ月、すべった転んだの結果を見て本格導入を決めます。勤務の自由度が高まるということは即ち個人の高いマネジメント能力が求められることにもなるのでどうなることか。。。とても興味深く、楽しみです。

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