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増設自体は超簡単。工具不要で 1分もかかりませんでした。 |
最近は仕事のツールとしてPCよりスマホがメインになりつつあり、現場でも重宝しているのですがそのメインのツールが使えないとこれは相当に困ります。
よくあるのが「温度が高過ぎ」ですが今回は「内部メモリが不足しています。不要な写真を削除するか設定を変更して。。。」というメッセージ。どんどんと工事が進んでいく現場で今撮らないともう後から見えなくなるというところを写真に残しているわけですがそこでこうなると厄介。現場の手を止める訳にもいかないし、やたら画質を落とすと使い物にならないし、これバックアップしたっけ?クラウドに上げたっけ?なんて言ってるうちに職人さん達はちゃっちゃと進みます。
当社が導入したスマホは内部メモリが16GB、内訳を見るとすでにシステムで9MB、アプリで4GB(知らないうちにインストールされているもの多数あり)、これじゃこの先どうやってもフリーズするなと思ったので内部メモリを購入しました。
まず某ショッピングモール内の携帯ショップに行って「内部メモリありますか?」と聞いたら若い店員さんが「内?部?メモリ?ですか。ウチにはありません」と。そうか、そうだな、この人は新規に契約するのが仕事でその後のことは知らないんだな。
そそくさとモール隣の電気屋さんへ。電気屋さんの中の携帯ショップで同じようにたずねると「○○番の棚にメモリございます」と。そうか、そうだな、メモリは携帯専用じゃないもんな。でも棚の番号がさっと言えるなんて偉いなー。
教えてもらった棚に行くとずらーーーーーーっと各社、各種のメモリが。いろいろ買いてあるけど普段メガネを持たないので小さい字は見えないし、欲しかった32GBという数字だけを頼りに価格(小心者なので下から2番め)で決定。念のためにレジで「このメモリはこの携帯で使えますか?」と聞くと「それは携帯ショップで聞いてください。」と。そうか、そうだな、この人は携帯の専門家じゃないもんな。
先程の同じフロアにある携帯ショップに戻り「これを買おうと思っているんですけどこの携帯で使えますか?」「この年式の携帯でしたらみんな使えますよ」良かった。そうか、そうだな、みんなきっとこうやって苦労してメモリ買ってるんだな。
で購入して早速メモリを増設。”ただいま認識中です”ドキドキします。認識キター!
けどしばらくして「このメディアの通信速度は〇〇なので○○の場合には○○の可能性があります」みたいなメッセージ。そうか、そうだな、使えるかどうかは確認したけどメモリは容量だけじゃなくて通信速度も規格があるって確認せずに安い品物に飛びついたオレが悪かったんだな、うんうん(T_T)と。
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上の写真は会社スマホをプライベートスマホで撮ったもの。 以前は横長のまま撮っていましたが最近は報告書の収まりから 仕事用にはこれくらいのサイズと比率を使うようにしています。 |
結局通信速度問題は私の使い方(工事写真レベルの画質での一時的保存がメイン)では全く問題なかったので安いメモリで結果オーライ。逆に通信速度の説明をされていたら不安で無駄に高いメモリを買っていたかもしれません。
情報って知らないのも怖い(いわゆる「安物買いの銭失い」)けど知りすぎているのもムダにコストをかける(いわゆる「過剰品質」)可能性があって、人それぞれの使い方にそれぞれの「ベストコスパ」が存在するので普段の商売に置き換えるとやはり売る側の気配りが重要だなと思いました。お客様に聞かれたことには答えられるけどそもそもお客様は知らないことは質問できないですもんね。
親身になってお客様が実現あるいは達成したい機能と予算を聞いて、一般論でなくそのお客様にとってベストな選択ができるような情報提供を心がけないといかんなとつくづく思った買い物でした。
これはええ話だ!と最近接客業のバイトを始めた娘に話すと「ウザっ」と一蹴。。。
ちなみにオヤジの心は折れましたが携帯の方は今のところサクサクと仕事はできていますので皆様どうぞご心配なくm(_ _)m