ポストコロナの家づくりを勝手に予想してみました(3)
2020.04.21

今日も連投です。

【コンパクトな家が人気に。”足るを知る”回帰】
「足るを知る」という言葉は老子が言った言葉とされ、「既に十分満足であることを知っている」という意味があります。さらに続きがあり、解釈も深くなっていくようですがここでは”既に十分満足であることを知っている”という意味合いで使わせてもらいます。


私が思うにコロナ収束後にはコンパクトなお家が人気になるだろうなという予想です。
またいつ次の新たな感染症が現れるかもしれない、大きな地震も相当な確率でやってくると言われている、となるとみなさん多額の住宅ローンを抱えるのはリスクが高いと思われるでしょう。

でも”いい家に住みたい”という気持ちは変わらずあるわけです。その”いい家”というのが「○○のように」とか「誰々と比べて大きい」とかではなく、”自分にとっていい塩梅の家”つまり”自分にとって最適な予算と大きさと性能のバランス”がこの外出自粛期間の間に見えてくる(”足るを知る”)のではないでしょうか。


私自身もそうですが家を建てる時にはめちゃめちゃ子育てを意識して打合せなどしましたが子育て期間は人生の中ではあっという間で、子供が一人前になって巣立った後は「なんでこんなに広くしたかなぁ」と思ったりします。今の家に十分満足していますがそうでないと、その分予算抑えればみんなで旨いものを食べに行ったり、旅行できたりしたよなぁ、家にかけたお金ってなんだったんだろ。。。てことにもなりかねませんので基本的な性能や安全性はゆずれませんね。

大きさはどうでしょう。コンパクトなお家、小さな空間で家族がワイワイ、時には衝突もあるかもしれませんがいつも家族の息づかいが感じられるような家って暖かい感じがしませんか。


やはりモノゴトはバランスが大事。絶対的にこれがいい!これでなくちゃだめだ!というステレオタイプの価値観はもう古く、人それぞれ、私はこれで十分、他人の目は気にしない気にしない、という考え方が家づくりにも広まって「性能や安全性は落としたくないので予算でできる広さのコンパクトなお家でいいの♪」というニーズが増えると予想しています。


私達もこんなにお金かけて大丈夫かな。。。とハラハラしながらお打合せをするよりもお互い納得のプランができそうです。

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