ポストコロナの家づくりを勝手に予想してました(4)
2020.04.22

本日もがんばって書いていきますよ!

【コンサバトリーの需要高まる。”もう一度オープンリビング”】
みなさん”コンサバトリー”はご存じですか?

コンサバトリーとは?非日常感を楽しむ空間!

コンサバトリー(Conservatory)は、主にイギリスで18世紀ごろから伝統的に造られている住宅スタイルです。Conserve(保存する)という英語に由来しています。この単語からもわかるように、もともと、イギリス人が南国から持ち帰った果物の貯蔵庫にしていたのが発祥です。その後、主に植物を育てる温室として使われるようになりました。当時はもっぱらハーブなどを育てたり貯蔵したりするのに利用される部屋だったといいます。植物と触れ合うために造られた部屋でもあり、園芸大国といわれるイギリスならではのスタイルだということができるでしょう。
当初はガラスで囲まれた温室でしたが、時代とともに建築技術や建材が発達し、住空間としても発展してきたという歴史があります。ガラス張りで光をたくさん取り入れることができる点では、サンルームに似ています。しかし、コンサバトリーはサンルームよりも庭に大きく張り出した建物で、それだけで独立した1室になれるほどの大きさがあるのが一般的です。エアコンも設置できる、屋内と屋外の中間的な空間です。さんさんと日の光を浴びながら、自然を感じられるスペースとして非日常感を味わうことができます。
(出典:https://www.lixil.co.jp/square/articles/015/
私が家を建てた20年程前は”オープンリビング”というコンセプトが人気でした。玄関からリビングまで間仕切りがなく、吹き抜けがあってという。。。まさにウチがそうです(^^;
さらに解放感と庭とのつながり感を持たせるために我が家はコンサバトリーを作りました。リビングからは両開きのドアを開ければ床続きとなるようにすることで狭い我が家も広く見えて半外、半室内のおもしろい空間になります。趣味のこもり部屋にもできるしリビングにいながら庭の風景が見えるのもいいですよ。
※自宅のコンサバトリーは後日紹介させていただきますね。
ともかく長く外出自粛が続いて家にいるといろいろストレスがたまるので細かく仕切られた空間よりオープンリビングでドーンと大きな空間があった方が気持ちに余裕が出て良いのではないでしょうか。そして庭ともつながるコンサバトリーのような空間。省エネマニアの方達からすれば玄関から仕切られていない吹き抜けの大空間など言語道断かもしれませんが今は断熱性能も空調性能も進化しているので温熱環境も十分キープしたうえで、オープンリビングの数値化できない気持ちよさや解放感はメンタル面での健康に大いに寄与すると思っています。
ぐるっと回ってもう一度オープンリビングの時代!?が来るかなぁー。
そしたら絶対床続きでコンサバトリーも一緒に、おススメです。
※写真は全て出典ページから拝借
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