緊急事態宣言の全国拡大に合わあせて当社もテレワーク宣言をして2週間が経ちました。各種メディアではテレワークが普及して、その実施期間が長くなるに連れ各種のレポート、その効果や功罪についての論評が多く見られるようになってきましたが当社なりにやってみてのこれまでに感じたこと、この先やるべきことを書いてみます。
では今週のブログ定期便スタート(※今週は臨時便も4本書いています)。
【みんなの疑問その1:サボる人が出るのでは?】
やるとわかりますがテレワーク怖いです。言い方は悪いですが決まった時間にオフィスに出社していればデスクでネットサーフィンをしていても仕事をしたように見えた人や、「行ってきまーす」とただ外に行けば何か用事があるのだろうと見えていた人もいたかもしれませんが、テレワークは時間ではなく、どれだけの成果を上げたかで評価されるので日常的にクラウドやチャットでアウトプットが共有される仕組みさえあれば逆に業務の透明性があがり危機感を持つ人が多くなるのではないでしょうか。
アウトプットの見える化によって正当な評価が可能になり、仕事ができる人は満足度が上がり、そうでない人はそれなりに。。。と自然と厳しい評価にとなりますからね。
テレワークを検討しているみなさんへ、安心してください。サボる人が出ることはありません、「本当はやることがない人」や「仕事をしているフリをして収入に見合った成果のない人」があぶり出されるだけです。テレワーク導入に否定的な人は素早くそれを感じて拒否しているだけかもしれませんよ。。。
【みんなの疑問その2:結局オフィス出社が必要なのでは?】
これはその通り。 社内の仕組みはすぐにでも改善の余地あり。 |
今のところ答えはYES。これについては24日付けの朝日新聞にアンケート結果が掲載されていましたので出社必要な事例についてはこれに譲りますが対取引先、対金融機関、対行政などの文書のやりとりは我々の一存では変えられないのでこれを機に世の中全体が脱ハンコ文化へと商習慣が変化することを期待しています。出社が必要な部門、業務を担当する人はそれだけでリスクが高いことになりますので。
もちろん自社内での仕組みは改善の基本4原則ECRSの視点に基づいて仕組みを変えて行きます。そもそも「ハンコください」という言い方はおかしいです。ハンコは手段で「承認お願いします」「決裁お願いします」、「はい承認」「はい決裁」が本来の目的ですから。
【みんなの疑問その3:テレワークは続けるの?】
続けます、というか続きます。これはもう世の中(企業もそこで働く人もお客様も)がwebで済むことはwebで済ませた方が便利だということに気づいてしまった以上もう元に戻ることはありません。
ですから私達が今すぐやることはポストコロナ(最近は完全収束は無いので”ウィズコロナ”の方がメジャー?)に向けてスピードを持って「どこでも最高のパフォーマンスを上げることができる仕組み」を構築することです。そのために私が最近気になっているのは「キントーン」と「ビデオブレイン」。
新型コロナ感染拡大は各方面に深刻な被害をもたらしていますがピンチをチャンスに変えることができた企業だけが生き残ると思っています。モタモタしている時間はありません、スピードを持って新しいことにトライし続けることが正解を見つける唯一の方法だと思っています。
番組HPから引用 |
今週の締めに最近私のハートにいちばん刺さった”パワーフレーズ”を紹介します。
「カッコつけて負ける奴がいちばんカッコ悪い」
※これは番組中にバドミントンの桃田選手が言っていた言葉で、実際にパネルに書いた言葉は「一つ一つ」でした→ https://www.ntv.co.jp/power/backnumber200412.html
ちょうど会社帰りにこの先訪れる大不況でどうするか、どうすれば生き残れるんだと悩んでいたところでグサっと来ましたね。A猪木師匠の「道」以来です。おじさんでもスマホとメガネがあれば何でもできる!
今週は珍しく辛口&熱いブログでした。