ISO9001/ISO14001定期審査無事に終了しました
2020.10.24

 今週は社内イベントの報告です。

二日目の現場審査の様子

10/20-10/21に行われたISO9001/ISO14001の定期審査。ISOの認証を取得している工務店というのは意外と珍しいのではないでしょうか。当社は公共事業を手掛ける親会社の指導もあって会社設立時に品質と環境両方の認証取得をしています。

やはり工務店で注文住宅を建てようと検討している方が大手ハウスメーカーと比べて心配なのは品質管理とアフターサービスではないでしょうか(性能はこだわった工務店の方が高かったりします)。家づくりのご相談にいらっしゃるお客様は特に人によるバラツキを心配されます。営業の〇〇さんはこうしてくれたけど△△さんは違った。XXさんは腕がいいけど□□さんはいまいち。。

「ウチの大工は腕がいい」「ワシの目の黒いうちはしっかり面倒みますからご心配なく」はかえって心配だというお話をされるお客様もいらっしゃいました。もしその人が担当じゃ無かったり、辞めちゃったらどうなるんだろう??と考えてしまうそうです。そう考えると長い目でみれば人に依存する属人的なスキルより「会社として」という標準化がとても重要です。家は住んでからが長いですからね。

当社ではプロセスフローチャートに従い節目ごとにDR(デザインレビュー)で検査項目/確認項目を設定して担当者や物件によるバラツキを最小限にするような「仕組み」があります。

この「仕組み」の妥当性、有効性、確かな運用実績、法令順守等について外部機関に評価してもらうのがISO審査です。ISOというとだいぶ古臭い感じがして、会社や業界によっては形骸化してしまい実益が無いと認証継続をやめてしまうところもあるようですが当社の場合は世の中のモノサシと比較して自社のレベルを把握して、他社の失敗事例や成功事例などの情報を得る継続的な改善の機会としてとても有効に機能しています。

翌日のお昼にはこの形に。ツーバイフォーの建方は早いので
天気の影響も受けづらいです。工場で製作されるパネルの精度と
合わせて品質管理で有利なポイントです。

決して優等生的な発言をするつもりはありませんが現代は過去とはくらべものにならないくらいのスピードで科学も技術も進歩しているので今日の常識が明日の非常識、今日の非常識が明日の常識になるようなことがどんどん起きているので常にアンテナを高くして自社を客観的に捉えて採用技術や方向性を見直すことが重要なので社外の目が入るというのは貴重でありがたい機会(もちろん費用もかかっているので元はとらないと)と思っています。

私の口ぐせは「会社は小さくても仕事のやり方は一流を目指す」。当社なりのレベルですが品質管理、環境意識を持って日々改善に取り組んでいます。そのせいで言うことがコロコロ変わるという説もありますがそれに対しては「脳内高速PDCAを回した結果だ」と言い張っています( *´艸`)

改善に終わり無し、これからも安心して家づくりを任せていただけるよう精進してまいります。

今週はこう見えて意外と柔軟に他人の言うことも聞くんですよというお話でした。

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