Amazonでお客様の声が集まる仕掛けの一端を垣間見た気がしました
2020.11.21

 

工場の2Fは朝から28℃

今週は11月も後半だというのに夏日を記録するという暖かさ(暑さ?)の中で、まさに高崎市の暑さ対策助成金の補正予算で追加採択された工場様の換気扇取付工事を実施していました。確かに場内の階段を上がったり下りたりするだけで汗だくになります( ̄▽ ̄;)

24時間稼働の工場内で働く方達はみなさん冬も半袖で、工場長にうかがったお話では夏場の2階倉庫は45℃にもなるそう。少しでも働く方の負担を減らしてあげたいということで助成金を使ってなんとかできないかというご相談をいただいて今回の工事となりました。

Φ300を全部で5台設置

工場は広い空間なので冷房は難しいですがこれで天井近くに滞留する熱気が排気され、酷暑が少しでも緩和されれば工事をした者としてもうれしいです。来年の夏の成果が今から楽しみです。

では今週もブログスタート。

先日Amazonで100インチのプロジェクタースクリーンを購入しました。持ち運びできる三脚タイプで約14,000円。昔自宅を建てたころに映画観賞用にプロジェクターとスクリーンが欲しいなーと思ってた頃と比較したらとてつもなく価格が下がっていてびっくりしました。

三脚黒くて見えませんね。白いのはホワイトボードの足です。

そもそも何のために購入したかというと私が毎月第2、第4金曜日の20:00から30分間やっている恒例(?)のインスタライブで使うのが主たる使い道です。今まではホワイトボードにPowerPointのスライドをプロジェクターで投影してその横で私がしゃべっていたのですが最近IGTVという機能で動画が自分でも後から見られるようになり、それをあらためて見ると画質が不鮮明なのとホワイトボードの後ろの事務所内の様子が見苦しいなと。それ以前にぐらぐら動きながらしゃべる私自身が見苦しい説もあり(-_-;)

ともかく以前マーケティングの勉強会で言われた「今の時代は映像のクオリティが御社の製品のクオリティだと消費者は理解しています。」という言葉が思い出されて、これではいかんと一念発起してスクリーン購入に至った次第です。

で、このスクリーンはAmazonでポチっと購入したのですが確かに軽いし、組立も簡単で実際に持ち運びもできてどこでも使えそうで良かったなと、取説読むまでもなかったし。。。と思って捨てちゃおうかなと思ったビニル袋に一枚のカードが。

えええっ!プロジェクタースクリーン(72インチ)プレゼント!?100インチ買ったら72インチプレゼント!?なんかTV通販みたいじゃね??どしたん?どしたん?

メガネを取出し小さい字をよーく見ると
・Amazon の商品ページにて、お客様の声をお聞かせください。
・お声をご投稿いただいたお客様に無料ギフトをプレゼントさせていただきます。
・お買い上げいただいた商品のレビューを投稿いただき、掲載を確認できるスクリーンショットをEメールに添付し、下記の宛先までお送りください

と。

なるほど、これならどんどんレビューが増えるし評価も上がる、結果として商品検索で上位に表示されて売上が上がるというすごい仕掛けだなと、その手があったかの驚きとしてやられた感の両方の感情が入り混じる微妙な感覚。

買った商品に悪い印象は無いし、スクリーンだけでも壁にかけておけば使えるので無料でもらわないわけにはいかないと即レビューを投稿。スクリーンショットと。。。??

どうやらレビューにはAmazonの検閲があってすぐには反映されないらしいです。今回はその件についてもググって勉強になりました。ユーザーや出品者の評価によって即時反映から76時間後に反映、はたまたレギュレーション違反(極度な売り込みなど自作自演ぽいやつなどはNG)で掲載却下まであるそう。

確かにこのクチコミってどこの誰が?本当に書いてるの?って思いますよね。と言いながら私もポチる前にクチコミ見る派ですが。

今までいくら買った商品が気に入ったとしてもここでこんなに書いたって自分にそんなにメリットがないレビューをよくこんな熱心に書く人がいるのかなーと思っていたのですが世の中にはこんな仕掛けもあったなんて、ぎりぎりグレーな販促手法のような気もしますがいいとこついてくるなーと思わされると同時に、逆に自分がバカ正直過ぎるんかいなとも。

youtubeなどもステマが横行していて何を信じて買えばいいのかホントにわからない時代です。画期的なダントツ商品はほんの一握りでそれ以外は似たかよったかのどんぐりの背比べ。粗悪な品物のクチコミもあっという間に広がるのでみんなが選んでいることが安心のしるし。webマーケティングではいかに人の目に触れるかが勝負ですもんね。

今週はもしかして世の中のホームページや通販ページのお客様の声ってみんなこの仕組みで出来てるの??と疑ってしまう新たなモノの見方を知ってしまったというお話でした。
※今日時点でまだ無料スクリーンは届いていません

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