自宅のエコキュートに絡む一連の騒動についての報告です
2020.12.05

 

用意していただいた休憩所。
ストーブのやかんで毎回丁寧にお茶を
入れていただいて本当にありがたいです

今週は個人宅のコウモリ対策に来ています。お施主様には大変親切にしていただいて、休憩所にストーブまで用意していただきこの季節に本当にありがたいです。このブログも休憩時間の合間にちょっとづつ書き足しています。

お家の方は今年の夏頃に天井裏にコウモリが侵入して音や糞に悩まされていたそうですが今回の工事でお困りごとは解消されるはずです。

休憩時間にお施主様とお話をしているととても趣味が多彩でいろいろなことに知見が広く勉強になります。またご家族もとても大切にされていて工事を依頼された私共もこのご家族のためにもしっかり工事しなくちゃと寒い中職人さん達と力を合わせて奮闘中です。この週末は風が吹かなくて良かったー(*´Д`)

では今週もブログスタート。
ここからは事務所に戻って書いてます。
こんな表示が出ます

それはちょうど先週の木曜日の深夜。「風呂場からなんかピピピッって鳴ってるよ」と声が。家人は「食洗器回すのに”お湯足し”しようとしたらちょうど鳴っただけであたしゃ何もしてないよ!」と早くも無関係を主張。表示されるアラートは「E27」。取説あったっけなーと探していると下の子がスマホで先に調べて「通信エラーだって」と。

そういう場合は電源落として立ち上げると解消する場合が多いのでブレーカーをOFF→1分ほど待ってON→ ほーらアラーム消えたじゃん、じゃもう寝るから。。。と言ったら数分後にはまたピピピッとアラーム音が。これを何度か繰り返してもらちがあかないのでメーカーのコロナのHPを調べるとサービスは24時間対応(素晴らしい)ということが判明。
いろいろやってると最終的にはこんな表示に

早速電話をすると「明日サービスを向かわせますがそれまでに型式などわかるとありがたいです。」私は何事も先送りするのが嫌いなので取説も保証書も無いからしょうがなく夜中に懐中電灯を持って家の裏に回って写メを取ってまたすぐ電話。「ありがとうございます。申し送りしておきます。」と。

さてさて翌日インスタライブの準備をしていると家人からメールで「○○万ぐらいかかるって。でもお風呂入れないと困るからお願いしました。部品が必要なんで修理は明日になるって。詳しいことはあたしが説明してもわかんないだろうからサービスの人に電話して」とのメールが。はいはいそうでしょうねと早速サービス担当者に電話して聞いたところ「水熱交換器からの水漏れで漏れた水が基板を傷めて今回のアラートが出ました」とのこと(あーよく聞くやつだ。。。)。そして基板自体はなぜか無償で交換になるそうだが「水熱交換器の部品代と工賃は有料です。」と。
※ちなみにこの騒動面白いのでブログに書きますねとサービスの方に言ったら価格だけは書かないでと釘をさされていますのでここでは言えません。
そしてその金額〇〇万円がまた微妙なのです。我が家のエコキュートは2012年製。その前は灯油ボイラーでしたが一般的なバーナー寿命が10年と言われる中で12年持ったので故障する前にエコキュートに変えました。そのエコキュートは寿命が8年から15年(結構幅あり)という8年目でのこの修理代は新品と交換するか修理代をかけて15年を目指すかという運命の分かれ道です。
よくお客様に「エコキュートの替え時って。。」と相談される場合には「電子分品の寿命が一般的には8年、メーカーの補修部品の保管期限が10年と言われているので10年を過ぎたら壊れる前に買い替えた方がいいですよ」と言っているのがいざ自分ちのが8年でとなると迷いますね。
結局今回は8年でほぼ寿命と言われる電子基板(8年て大概乗っかってるコンデンサの寿命ですよね)を取り換えて、機械的には水漏れが解消されればほぼ製品はリセットされたと考えてあと7-8年は持つはず!と期待をこめて修理を選択しました。そしてサービスの迅速な対応のおかげでエコキュートが使えない日は一晩だけでした。
で、その一晩をどうしたかというと
下の子と相方は「(相方の)実家に行ってお風呂を借りて入る」
上の子は「あたしゃリモートで家から一歩も出てないから一日ぐらい入らなくていい」
私は「冬だし汗もかかないから風呂はいいかな。。。」と思ったらこれに対して家族からは大ブーイング「”いちばん汚い人”が風呂に入らないなんてサイテー」と。いやいや外でまじめに働いているというだけで”汚い人”という表現はないでしょう。。
そうこうしてインスタライブを無事終えて帰るころになったら「結局バケツにお湯をためて風呂に入ればいいやってことになったので。」というメールが。。??すごく名案的な感じで送られてきたけど大丈夫なんか??。。。
熱湯バケツがせっせと運ばれてくるシステム

で、家に帰ったら「先に風呂に入りな」とこれです。百均でバケツを3つほど購入して、そこにキッチンのやかんで沸かした熱湯をためておいて「水でうすめて使いな」ときました。女子部はすでにこれで全員入っていたようですがやや不機嫌。

私はというと熱湯のせいでプラスチックのバケツはぐにゃぐにゃして危なかったですが3杯目を使い切るころにはコツをつかんで洗いもすすぎも完璧でした。ちょっと売れない芸人か貧乏学生に戻った気分で結構楽しかったので「毎日これでもいーなー」などと言ったらまた大ブーイング。「ふざけんな、一人でやってろ!」とΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
女子と男子の違いは大きいのでしょうが「もう少し遊び心を持って生活してもいいんじゃないかなー」と今度は心の中だけで言いました。女の子を持つ世のお父様方、がんばって行き(生き)ましょう!

ちなみに今回の騒動には前兆があって、直前の水道の検針ですでに水漏れの疑いが指摘されていたのです。なのでもし皆さまのご家庭で検針時にこのような紙が入っていて、水漏れの思い当たるフシが無い場合は外の給湯器を一度点検してみてください。修理費は変わらないかもしれませんが事前に部品を用意して修理日を確定しておくことで”熱湯バケツの刑”は避けることはできます。

今週は原因不明の水漏れと風呂にまつわる女子の風当たりの強さには気をつけましょうというお話でした。
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