巣ごもりおススメの愉しみ方:今年のお正月は久々にダッチオーブンを取り出しました
2021.01.09

 新年あけましておめでとうございます。とは言え各地でコロナによる緊急事態宣言が発出され、群馬県内も外出自粛などが要請されまだまだ感染収束の兆しが見えず予断を許さない状況が続いていますね。

そうなるとやはり家にいて自分の時間、家族と過ごす時間が多くなりその時間をいかに有意義に、そしていかに楽しむかということが重要になるのではないでしょうか。

私も今年は初詣や初売りには行かず、珍しく家で過ごす時間が出来たので久々にダッチオーブンを取出しステーキ肉を焼いてみました。

久々の男料理にご満悦

その様子は昨晩のインスタライブでも一部紹介したのですが”手間と道具と料理を楽しむ”という時間の使い方ができる巣ごもり期間の楽しみ方として、私は「お家でダッチオーブン料理」をおススメします。もちろん手軽なテイクアウトやデリバリーもいいですがたまには手間ひまかけての男料理いいですよ、家人には「たまにだからいいかも知れないけどこっちは毎日3食云々。。」と言われても一切気にせず、お気に入りの道具を使って旨そうな出来上がりをイメージして料理のプロセスと出来上がりの味を楽しみましょう。ちなみに昔は知人友人の結婚祝いには有無を言わさずLODGEのスキレットを送り付けていました。

さて「ステーキ肉を焼く」という単純なイベントでも
1.どこで、どんな肉を買うか
2.どうやって焼くか
3.どんな皿に盛りつけるか
4.付け合わせの食材はどうする
5.飲み物は?
これだけで家族の話はワイワイと十分盛り上がります。というかみんな好き勝手なことを言ってまとまりませんが旨いステーキが食いたいという一点で普段バラバラな家族がかろうじて結束するわけです。

そこで私が出資者として提案したのが「アメリカのロードサイドのステーキハウスで出る雑なステーキ」というテーマ。イメージは鉄板に網目焼きのついた肉がドーン、赤身で固い肉にバターが乗っかって適当に塩っぽいスパイスが振られていて。付け合わせはマッシュポテトとインゲンとコーンぐらいで十分かな、と。

一方家族はハイハイ能書きはいいからはよ食わせてくれと、ステーキ肉買うならコストコ連れて行けと。そうなります。

実際に正月のコストコへ出かけるとやはりコロナの影響かさほど人出は多くありませんでした。私以外の女子部はテレビに影響され「A○ランク」「黒毛和牛」というワードに引っ張られてサシの入った肉のパッケージを物色、私は心の中で(それはイメージと違うなぁ。。もっと赤くてパッサパサのガッチガチの肉だろステーキは。。)と思いつつも正月早々の出先でのバトルは避けたいので「好きなの選べよ」と大人の対応です。

これぐらいの焼き加減がいいのに「もっと焼いて」と

で結局選んだのは「ステーキ用A4黒毛和牛4枚パック」。あれA5ではないんだ?と思いましたが売っていたのがそれだったので。また心の中の私が(どうせこれをウェルダンでって言うんだろ?だったらサシいらなくねーか??)とぼやきましたがぐっとこらえて無事カートへ。

インゲンもイメージとは違いましたがメキシコ産なんちゃらというのを購入。コーンは缶詰20個は多すぎるので家にある在庫を使用。バターは無塩の2個パックを見つけて購入。誤算だったのが普段は置いてあるはずのマッシュポテトが見つからずやむなく断念、代わりに雑なステーキハウス感を出すためにオーブンで調理できるポテト2kgパックを購入しました。

これらを買って帰っても私は食材洗わない派なので家人は「なんやかんやで私がやるんじゃん」といいながらせっせとインゲン洗ったり、肉まで洗ってましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

(そうじゃないんだよ、雑にパッと焼いてパッと食いたいんだよ。どうせ焼くんだから洗わなくていいよ、どうせ一度洗ってあるんだから)というのもこれもイベントの一環、家族のコミュニケーションとグッとこらえて焼き係の出番を待ちます。

いざ焼き始めるとギャラリーが寄ってくる訳ですがここで上の子から「雷門みたいに煙で前が見えなくなっとるで」という突っ込みで思い出しました。他の換気扇切って窓も開けないとキッチンの換気扇フルパワー発揮できません。パントリーの換気扇OFF、勝手口ちょろっとOPEN。

拍手喝采の焼き目

そして私の自慢のグリルパンで肉をひっくり返してきれいな焼き目が見えるとおおーっと拍手喝采です✌家でお父ちゃんが拍手されるって、買ってきたテレビつないで初めて映ったとか切れたWi-Fi復活させてネット接続できたとかそれぐらいしかない訳で、貴重な瞬間です!これも「ステーキ肉を焼く」というイベントのおかげです。

冷めないように熱々の別のスキレットでテーブルへ。
脂がのってるのでバターは要らなかったかも。

あとはみんなで美味しく食べて(盛り付けにちょっとしたコツがありますが詳しくはインスタの動画で)いいねー、またやりたいねーとなり「次はどんな肉を焼く?」とまた次のイベント企画へと話がつながる訳です。それは学校のテストで100点とったらでも運動会で1位になったらでも逆上がりができたらでもなんでも良く、楽しいイベントの思い出としてつながって、「我が家の恒例」みたいになったら最高です。

私はというと食べ終わったあとのダッチオーブンをたわしで洗って、また焼き入れして、ショートニングでシーズニングして、錆びないように乾かして、新聞紙にくるんでしまうという儀式を通じて手間を楽しみます。そうそう忘れないようにパントリーの換気扇ON、勝手口の戸締り確認。これ、やっぱり毎日でないところがいいですね。ブーイングの中たまにしゃしゃり出てくる父親役を大いに楽しみましょう。

巣ごもりの楽しみ方はそれぞれだとは思いますが家族一緒に過ごした時間がずっと後からも思いだしてワイワイできるような記憶が繋がるイベント企画、特にダッチオーブンを使った男料理のシリーズ化、おススメです。

今週はほんとは赤身の肉が焼きたかったけど皆が笑顔で良かったというお話でした。
今年も引き続き毎週土曜日に投稿してまいりますのでよろしくお願いします。

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