これから注目のお米ブランド「いちほまれ」美味しいです
2021.01.23

 冬の時期は外構のメンテナンスが多くなります。庭木や草花が育つ時期には剪定が出来なかったりするので春に向けてアイデアを練ったり色々なご相談をいただきます。

私は昨年末から外構リフォームでカーポートを担当して先日お引渡しになりました。ちょうどコンクリ打設の時期が今年一番の寒気という時でスケジュール調整に苦労しましたがお施主様の新車納期にもなんとか間に合って良かったです。

工事期間中はお施主様の親御様が休憩の度にお茶を出してくださって、またその時に出る漬物シリーズがホントに美味しかった(*´Д`) 欲しくて言ってたわけではないのですが美味しいですねーと言い続けたら最終日には私も職人も漬物を手土産に持たせていただきました。ありがとうございました!

家で食べて家族も大絶賛、昨年はコロナの影響で実家に帰ることもなく、仮に帰ったとしてももう母親も漬物は作らなくなっているのでいただいた愛情こもった漬物をとてもありがたく噛みしめて味わっています。歳のせいでしょうか最近漬物と味噌汁がホントに旨いです。では今週もブログスタート。

ここでは何度も書いていますが私自身は新潟の魚沼産です(魚沼の中でも現在は長岡市に吸収合併された「北魚沼」)。同じく魚沼産と言えばコシヒカリ。自己紹介で「魚沼なんですよ」と言うと必ず「米どころですね。羨ましいですねー」と言われます。

確かに両親の実家どちらも米を作っていて、小さい頃は田植えや稲刈りの手伝いもして、家にいる間はずっと魚沼産コシヒカリで育ちました。しかし残念なことに魚沼さんコシヒカリしか食べたことが無かったので旨いかまずいかはわからずとにかく腹いっぱい食うことに専念してました。

群馬に勤めるようになってからお世話になった方や相方の実家にコシヒカリを持っていったりすると「おいしいね」「冷めてお弁当にすると違いが良くわかる」と褒めてもらってあらためてそんなありがたい米をろくに噛まずにかきこんで食べていたのかと、もったいないことしてたなと思った次第です。ですがそんな魚沼産コシヒカリに新たな次世代チャレンジャーが現れたので今日紹介します。

師匠がチャリをこいで川まで持ってきてくれた2kg。
その後この袋をバッグに入れたまま釣りを続けた私。

事の発端は正月に、例年だと釣り初めで川で新年の挨拶を交わす釣りの師匠から「今年は行けないけど渡したいものがある」と一通のメッセージが。そしてなんと私が釣ってる川までチャリンコでやってきて「ほんとに旨くてびっくりした米があるから食ってくれ」と差し出されたのがこの「いちほまれ」。お子さんが福井の大学へ通っていてたまたま「いちほまれ」の存在を知って、食べてみたらあまりにも旨かったので魚沼産コシヒカリで育った私にどうしても食わせたいと、コシヒカリの跡継ぎはこれだと、プレゼントしてくれたのです。

そして昨晩ようやく食卓に出て、相方曰く「貴重品種だと聞いたので袋に書いてあった手順の通りに研いで、水加減もしっかり合わせた」とのこと。

最近相方の健康志向で玄米の混ざった米が普通だったので白米自体が新鮮でしたがよーく味わって食べるともっちりした歯ごたえと甘みが絶妙で確かに旨い。さらに冒頭に書いた手作り沢庵を一切れと一緒に口に入れるとこぉれがまた旨い!たまたまこの日は野菜たっぷり豚汁(気をつけないと豚汁の豚抜きという日もあるので)で手作り沢庵→いちほまれ→豚汁のローテーションで無限に食える組合せ。

で、気になって調べてみるとまさに福井県農産部が打倒魚沼産コシヒカリをスローガンに掲げて開発した肝いりの品種であることが判明。しかもコシヒカリ自体も福井で開発された品種だったのですね。それがいつの間にか魚沼産がブランドになって開発元としては忸怩たる思いでそれを見ていたのでしょう、開発秘話にも並々ならぬ情熱を感じます。

→ 参考記事:お米の総合通販サイト彩々より

この「いちほまれ」からの挑戦状を「魚沼産コシヒカリ」がどう受けて立つのか、これから進む地球温暖化の影響で「いちほまれ」の高温登塾障害耐性(にわか勉強しました)が優位に立つのか、プロモーションをどうやって行くのかなどとても興味深いです。

ただし、やはりチャレンジャーも控えめで当面のライバルは「山形産つや姫」と「新潟産新之助」と言っているのでこちらも今度機会があれば食べてみたいなと思いました。米どころ出身としては恥ずかしながらこの2つのブランドは全く認知していませんでした(^_^;)

みなさんお気に入りのお米ってありますか??
まだあまり市場には出回っていないようですが「いちほまれ」見つけたらぜひご賞味ください。次世代スター(そうなることを期待して)がまだ売れない時代から知ってたんだよね、ってちょっと自慢できます。

やはりモノは開発にまつわる物語を知るとより一層愛着がわき、味わいも楽しみも増えますね。今週は私たちもモノは違えどモノづくりに関わる仕事をしているのでお客様に語ってもらえるモノづくりをして行きたいと改めて思ったというお話でした。

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