「チーズはどこへ消えた?」はどこへ消えた??
2021.03.27

 

先割れスプーンがあれば万能??

先月あたりにコンビニのスプーンの提供が有料化になるというニュースが流れました。そうか、やはりエコのためにはマイスプーンを携帯するようになるのかと。

それを聞いてもう10年以上前になりますが中国の工場へ出張で出かけた時に工場で働く人達がみんな作業服の胸ポケットにマイスプーンを入れていて、食堂で割りばしなどのゴミが出ないような環境活動をしていたのを思い出しました。

いよいよ私もマイスプーンだなということで早速Amazonで手頃なカトラリーセットを見つけてポチりました。カラビナ付きでバラけないし持ち歩きにいいなと思ったのですがさすがに箸はそうはいかないですね。でも無名のブランドですが全てチタン製で持つととても軽くてびっくりします。

これからはコンビニ弁当を買った時には堂々と「スプーンはマイスプーン持っているのでいらないです」と丁重にお断りしようと思います。では今週もブログスタート。

今週のタイトルに書いた「チーズはどこへ消えた?」は日本では2000年に出版され、世界中で2800万人が読んだと言われるいわゆるビジネス書です。ネズミと小人が登場する一見シンプルな物語には状況の急激な変化にいかに対応すべきかを説く深い内容がこめられていました。

私も当時1冊買って一度読んでその後は本棚にずっと置きっぱなしだったのですが先日テレワークで家に戻っている長女が「ほら、これもう読んだからあげるよ」とメルカリで買った「チーズはどこへ消えた??」シリーズ3部作を持ってきたのです。「ワシも最初のは持っておるわい」と自慢したのですがその後の話があったのは知りませんでした。

恐らく昨年来の新型コロナの影響でまさに急激な環境変化に見舞われたこのタイミングで本書の内容が見直されたのでしょう、まさか私が読んでいた本を娘もまた読むなんてと、やはりベストセラーになる本には普遍的な説話がちりばめられていて、急激な変化と先の見えない今の世の中で生き抜く何かヒントが欲しいというニーズとぴったりはまったのでしょう。

私もこの1ヶ月間現場へ出て現場に合わせて割ときっちり休憩時間を取っていたのでその間にこの3部作を読破しました(薄いので30分あれば1冊読めます)。

確かに今読むとまさに自分自身の今の状況じゃないか!?というようなシチュエーションが次々と出てきます。これを読んでどう感じて、その後行動を起こすかどうかはあなた次第。自分が物語の中の登場人物の誰になるのか考えながら読むのも良いかもしれません。

私もこの3冊を読んでいくつか新しいことを始めたい、いやすぐに始めなくちゃだめだ!と思うことができました。そして「チーズはどこへ消えた?」は実はちっとも消えてはいませんでした。それどころか世間では今こそ読むべき本として扱われていることがわかりました。本書のシリーズはなんとなく今のままではダメだとわかっているんだけど。。とモヤモヤしている人におススメです。

今週はおじさんも映画ばかりではなくたまには本を読むのですよというお話でした。
但しできれば話は短く、文字が大きいとありがたい。

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