Webに置き換えられた人は何処へ??
2021.04.10

 

クリスマスローズは色違いで3種類くらい植えてます

今日は北風が吹いて急に冷え込みましたがこのところの雨と暖かい陽気で庭の草花が一気に伸びて来ましたね。自宅の庭には手のかからない(正確には野放し状態の)宿根草を何種類か植えているのですがクリスマスローズはとても丈夫でこぼれ種でどんどん増えるので庭の隙間を埋めるのに重宝します。

今年は冬の間に株分けをしてシンボルツリーにな

3月頃の様子。今はすでに雑草に埋まって見えなくなってしまいました。。

っている沙羅の木の周りに植えてみました。暑い夏を無事に超えればもう心配は無いのですが、それと最近急激に我が家の庭で勢力を伸ばしてきたドクダミとの対決に勝って生き残ってくれることを祈っています。がんばれ小さいクリスマスローズ達!では今週もブログスタート。

最近よく見かけるのが「webからのお申し込みは無料」とか「ご利用明細書の郵送は有料となります」とかとにかく人手がかかりそうなことは全て有料でwebでやれば何でもお得的な宣伝が目立ちます。

確かにコロナで非対面型ビジネスモデルへの転換やこれから来る人手不足に対応するためというのはわかりますがどうも今一つ「とっても簡単!」が簡単に行った試しがないのでどちらかというと案内係がいた方が私は安心です。最近は問合せの電話番号すら見つからず、ようやくつながった電話も番号案内以降はつながった試しがなくイラっとする場面が多々あります。

先日送られてきたカードのweb明細への切り替え誘導もハガキにQRコードがあるのでそれをスマホで読んでサイトを立ち上げ細かい設定をやっとの思いで入力して最後の画面で「なんとかかんとかに同意する」の「同意する」ボタンをどうやっても押すことができず何回も何回も何回も最初の画面からやり直すも「同意する」ことが出来ず断念。

これからの時代に対応するために今回は決してパソコンは開くまいと決めていたのに堪忍袋の緒が切れてとうとうパソコン画面からログインして最終「同意」してしまい、あーあ、結局オレはパソコン世代なんだな。。と自分にがっかり。

と、それはともかく今まで明細を印刷して袋詰めして投函してそれを配達してという一連の処理に関わっていた人達(正確には工数というのでしょうか)は何処へ行くのでしょうか。

先日も某住宅設備メーカーからこれまで無償で行ってきたメーカースタッフによるお家の引渡し時の取り扱い説明が基本的にwebの動画を参照してもらうようになり、従来通りの現場派遣は有料ですという通達がありました。暗にとにかく人が動くとお金がかかるということです。

通達の出だしは「コロナ感染防止のためできるだけお客様との接触を減らし。。」と書かれていますがこれに限らず世の中的にこれまでやりたかった人減らしをコロナ対策を隠れ蓑に一気にやってしまえという風潮に見えて仕方がありません。

今回のコロナ禍では今まで当たり前のように行われていた「ムダ」があぶりだされてリモート化やIT化で働き方改革が一気に加速したという良い面となんでもかんでもコロナのせいにしてどさくさにまぎれてやめてしまえ、変えてしまえという負の側面の両方があるように感じています。

確かに単調な作業や肉体的に負荷の大きい作業はIT化、機械化、ロボット化大いに結構ですが人をコストとみなすようになるととても危険な気がします。

本当に人手不足でweb切り替えが進んでいるのならいいですが、人はいるのにコスパ比較でwebに置き換えられたとするとその人たちは何処へ行ったのかとても気になります。

話まとまりませんが今週はスマホで手続き完了できなかった自分がっかりが尾を引いてネガティブ思考に陥り、人にしかできないこと、人としてやりがいを持って続けられることって何だろうと考えさせられたというお話でした。

追伸 それでもスマホ世代の思考の理解を深めるため引き続き何でもスマホでパソコンレス挑戦は続けます。

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