住宅向け火災保険の契約期間が5年に短縮されます
2021.05.22

 

先週はこのブログを更新しようとしたら突然「危険なサイトです」の表示が出て、いつものリンクをクリックすると真っ赤な画面で「偽サイト」の表示が出てびっくり。普段使っている全部のアカウントがログインやり直しになるので嫌だったのですがしょうがなくcookieを全削除しても症状は変わらず。同じURLでスマホでは正常にログインできるのにまいりました((+_+))

確かに何度正しいURLを手打ちしてもの先頭のhttpsに斜め線が入って”安全でない”となってしまうので「これはもうこのブログ閉鎖してまたいちからやり直しかぁ(ToT)」とあきらめてしばらく放置していたら知らないうちに正常に戻っていました(ラッキー)。

いきなり偽サイトと言われても「偽サイトの表示自体が偽モノ??」なのではないかと疑ってしまい深堀りするのはかえって危険と思われる今回のような場合は手の施しようが無いですよね。ともかく原因不明のままとりあえずブログ閉鎖の危機は脱して良かったです。今週はいまのところ何も起きていませんのでいつも通りブログスタート。

今週はこれからお家を建てる方、もちろんすでに持ち家に住んでいらっしゃる方にも気になる火災保険のニュースが取り上げられていました。

一般住宅向けの火災保険が最長10年から5年に見直されるというのです。私が家を建てたころはローンの期間がまるまる保険期間で35年とか普通でしたのでこれはびっくりです。5年への短縮は年内に正式決定し、2022年後半には各損害保険会社大手が適用を始める方針だそう。

そもそも住宅向け火災保険の保険期間は2015年に36年から10年に短縮されています。この時の理由が近年の自然災害の頻発で保険会社が保険金の支払いで赤字になったため更新の周期を短縮し、都度保険料を改訂することで収支改善を図ろうという狙いでした。

保険の名称は「火災保険」ですが今は火災はめったに起こることはなく、自然災害による保険金請求が”想定を超えて”増えているということで異常気象の影響としか言いようがありませんね。とは言え赤字になるから値上げしますというのが堂々と認められてエンドユーザーもそれを飲まざるを得ないというのは我々の業界からすると大いに違和感を感じますが。

2019年の台風19号の影響により千曲川の堤防が決壊し
被害を受けた市街地の様子

九州では今週すでに大雨の被害が出ていますが今年の梅雨入りが早まっている原因はインド洋付近の海水温が例年より高くなっていることが影響しているとのこと。地球温暖化による気候変動のトレンドから見ると今後も日本での自然災害は増えると思われるので「保険料は上がったけど入っておいて良かった」となるのでしょうか。

もちろん既存の契約は今のまま有効ですが22年後半以降の次回更新から期間5年という新規定が適用されそうなので覚えておいてください。保険に対する考え方は人それぞれだと思いますので契約、更新の際には保障内容の説明をしっかり受けてプランを組み立ててください。

今週はもう関東も梅雨入り?と思うような天気が続いたので水害に備える火災保険にまつわる話題を取上げてみました。

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