その羽アリはシロアリ?
2021.05.29

 NHKの調査によると10~20代の約半数が「ほぼテレビを見ない」という調査結果が出たそうです。私ですら釣り関連のYoutube動画ばっかり見てテレビをほとんど見なくなっているのですから、生まれた時からインターネット環境に囲まれて育った若い世代がテレビを見ないのはそりゃそうでしょうという感じ。

ネットを通じて好きな情報を24時間どこでも収集できるようになったのはいいのですが同時に心配事も。私が常々思っているのはネット情報には商業目的のステマのような事実でない情報が含まれている可能性(いやありますよね)があることと、自分も含めて人々が自分の興味以外のモノ・コトに無関心になったり共感できなくなってしまうのではないかということ。多様な価値観を互いに認めるのとただ無関心で「勝手にどうぞ」というのは違いますから。

私の場合は上の二つ目の心配に関しては紙の新聞を読んで興味の無いことでも強制的に目に入るようにして情報の間口を広げています。但しこの某新聞という媒体が上の一つ目の心配に該当しないかというと?ですね。

心配しだしたらきりがないですがコロナの影響でリアルに見たり聞いたり触ったりがしづらい状況下でも「正しい判断」ができるように情報収集していきたいと思っています。そしてこのブログでは情報提供、情報発信をして行きます。では今週もブログスタート。

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昔から「羽アリを見たらシロアリがいると思え」みたいなことを聞かされたことがあるかと思いますがそもそも羽アリが出る時期が限定的だということをご存知ですか?

高崎周辺であれば4月中旬から6月いっぱいぐらいの間に”シロアリの”羽アリが見られます。逆にその期間以外に羽アリを見ることはできませんので「羽アリがいないからウチはシロアリ大丈夫」とはなりません。

また「羽アリが出た」=シロアリともなりません。シロアリでない羽アリもたくさんいるからです。一般に言われるのは胴体に”くびれ”があるか/ないか。”くびれ”があればシロアリ以外、”くびれ”が無く胴体が寸胴型だとシロアリだと。もっと言えばシロアリはアリじゃないしなどなど。

そうですね、ネットで調べればいくれでもシロアリに関する情報は出てきます。どんどん知識が増えてシロアリ博士にもなれそうな(笑)勢いでさらに調べる訳です。加えてこの情報が正しいかを確かめるために多数決を求めるようにみなさん調べまくります。

でもよく考えてください。ネットでいくら知識を増やしても床下の状況とは全く関係がありません。シロアリに食べられているかもしれないし、そうでないかもしれません。

不思議ですよね、床下にもぐらないと現実はわからないということを理解しながらも「羽アリが出た」などの断片的な情報でシロアリがいるかいないかを判断しようとする人の心理。この状態は家にとってだけでなくお施主様の精神衛生上も良くないですよね。

冒頭の「羽アリを見たら。。」と同様にもうひとつやっかいなのが「シロアリ防除施工と言えば詐欺」という固定概念。これも長年様々なメディアで言われているせいでどこが信頼できる業者かわからないというのが先ほどのネット検索に拍車をかける要因のひとつにもなるのでしょう。「作業員が床下にシロアリを撒く」「補修工事で法外な費用を請求された」など都市伝説的なレベルでみなさん認識されていますから。

ここまで読んでじゃあいったいどうすればいいんだ!とお思いになるかもしれませんがいちばんいいのはお家を建てたところにすぐに相談すること。すぐに駆けつけて床下や建物外周の点検をしてアドバイスをしてくれるはずです。

もっといいのは呼ばれる前に定期点検に来てくれる工務店でお家を建てること。コトが起きてから上手く対応してくれると「助かったわー」と何となくファインプレー感が漂いますがコトが起きないように先回りして手を打つのが本当のファインプレー(いわゆる玄人好み)だと思うのです。

当社では基礎打設の前から防蟻対策をしっかりやって、お引渡し後もしっかりと定期点検を60年間続ける家価値60年サポートを新築に標準装備。点検に行ってお子さんがこんなに大きくなってとか、庭がまー素敵になってとか、いやいやお互い歳を取りましたなーなどというコミュニケーションも楽しみながら点検にお伺いしていますが緊急事態宣や蔓延防止措置下で点検が延期(訪問自粛)になっているお宅もありますので早く自由に行き来できるようになってくれることを祈っています。

今週はシロアリ情報かと思わせてさらっと自社の宣伝をさせていただきました。
駆けつけてくれるかより駆けつけなくて済む方策が肝心です。

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