工場の遮熱塗装工事完工しました
2021.09.25

 

若者の間では「ググる」はすでに死語。昨日広告関係の営業の方と打合せをしていてこの話を聞きましたがそういえば我が家でも最近思い当たる出来事がありました。

某バーガーのCMで家人が「これおいしそ~♡」と言ったら「ちょっと待って!」と下の子が携帯で何やら調べ始めて「ホンモノはソーセージこんなに大きく無いからだめだよ!」と。私が「お前すぐググるなー」と言ったら「Twitterだよ」。ほほー「タグる」というんですな。

ネット世代はすでにググって上位に表示される情報にはなんらかの営業的チカラが働いていてありのままの情報ではないというのが常識で、生の情報を得るには一般人のTwitterやInstagramの投稿を#でタグるというのが常識らしいです。なるほど勉強になります。

私たち住宅業界も集客には様々な広告宣伝ツールやSNS、動画活用が叫ばれていますがどれが正解なのかはこれからも時代とともに変わって行くんでしょうね。それにしてもこの歳にしてTwitterを見る機会が増えるとは┐(´∀`)┌ では今週もブログスタート。

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お盆休み明けから始まった工場屋根の遮熱塗装工事が先週無事に完工お引渡しとなりました。お盆明けの暑さと8月後半の天候不順で現場管理は大変でしたがやはり一番心配したのは熱中症。気温が35℃を超える日は金属屋根の表面は70℃にもなりますので作業員の顔色や働きぶりを見ながら1時間作業しては30分休憩など細心の注意を払いました。

遮熱塗装に限らず塗装は下地調整が一番肝心で表面の洗浄後に古い塗料や錆を落とすケレンまでが最も手間がかかります。お施主様からすると「塗装工事なのになかなか塗らないなー」と思うことでしょう。今回は屋根の状態を考慮して高圧洗浄ができず散水しながらの手洗浄となったりもして塗装面積が約1000㎡で1ヶ月の工期でしたが下地調整で2週間以上かかっています。

ざっくりと言うと工程は

洗浄→ケレン→養生(これも大事)→プライマー→ベース吹付(2回)→トップコート(2回)

となります。各工程と天気の関係を表すと次にようになります。

洗浄:雨でもOK
ケレン:雨天NG
養生:雨天NG
プライマー:濡れてると作業NG
ベース吹付:濡れてると作業NG、吹付後 半日は雨NG
トップコート:濡れてると作業NG、塗装後2時間は雨NG

なのでプライマー以降は夜間に雨が降ると午前中は仕事ができず、午後からやろうと思ってもまた夜に雨の予報だと作業はやらないという判断になる訳です。その他にも「極地的な雨」というのがやっかいでほんとに狭い範囲でちょっとだけ降るというのがまたクセモノ。塗装中に降られるとせっかくの仕事が全部ムダになってしまうのでちょっと曇ったり、風が吹いたりすると携帯で雨雲レーダー(ウェザーニューズよりYahoo!天気の方が便利)をずっと監視しながら作業を判断するという毎日でした。

トップコートを施工後は屋根の表面温度はMax気温プラス5℃ぐらいにしか上がらないので屋根の上にいても俄然涼しく感じます。工場内の作業者の方からも「同じ気温でも今までと違ってムっとする感じが無いね」とすぐに効果を体感していただけました。遮熱=熱線の反射率が高く眩しい(晴れると目が開けていられないくらい)のでトップコートの工程では私はいつも釣りで使っている偏光グラスを着用しています。偏光グラスの良いところは肉眼ではわかりづらい塗装ムラが偏光によって発見しやすいこと。趣味の釣りアイテムが塗装の仕上げ確認に重宝しています。

工事中の休憩時間は駐車場の木陰を借りて休んでいたのですがご近所の猫が良く遊びに来てくれて作業員の人気者に。私たちのクルマの下で良く昼寝をしてました。エサをあげたりすると居ついて後から問題になるのでそれはしませんでしたが工事が終わる頃には警戒感も薄れたのかだいぶ近くまで寄って来るようになりました。

現場に長くお世話になると工場の方とも親しくなり、「明日から来ないんじゃ寂しいねー」などと声をかけられたりもします。名残惜しいですが次の現場へ行かなくてはなりません。「これからも時々温度測定に来ますよー」とご挨拶周りと完了報告書をお届けして全行程終了となりました。

手前味噌ですが当社おススメの遮熱塗装シポテックスクール®ほんとにいいですよ。工場の環境改善・暑さ対策をご検討の方はぜひお問合せください。

遮熱塗装した屋根は外気温とほぼ同じ25℃
後ろに写り込んだアパートの屋根は同条件で50℃超えてます。

今週は遮熱塗装工事無事に完工の報告でした。

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