12月に入って一気に夕方暗くなるのが早くなって来たなと感じます。私の現場も4時半ごろには作業を切り上げて、現場を出るころには真っ暗ですが帰り道に素敵なイルミネーションが見られるようになりました。場所は354号沿いの「道の駅玉村宿」。関越のスマートインターすぐ横です。会社から本庄方面へ行くときは17号より354を使って伊勢崎から坂東大橋を渡って本庄というルートが早いので(たぶん)使っています。
おそらく去年はコロナ対策で人が集まらないようにと各地のイルミネーションがほとんど自粛になったと記憶しています。今年はそれだけ世間的もコロナ対策が浸透して少し心に余裕が出来たということかなと感じました。ここにきてオミクロン株という新たな心配の種が出てきましたがこのまま平穏に年末年始を迎えられたらなと願っています。
では今週もブログスタート
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先月で特殊遮熱塗装シポテックスクール®の工事は完了し、今週は鳩対策でした。鳩は平和の象徴だったり、鳴き声に癒されたりということもありますが建物に営巣されると相当厄介です。糞で建物が汚れたり、乾いた糞が舞うことでアレルギーや伝染病の原因になることもあります。
工場などでは倉庫で出荷待ちの製品を並べる下屋に鳩が居ついて、大切な製品に糞がついて客先で見つかり怒られるという事案もあるようです。またそれが輸出品だったりするとさらに大問題になったりします。
そんな鳩対策をなぜ当社が??と思われるかもしれませんが工場や倉庫の営繕で工事に入ると結構「鳩で困ってるんだよねぇ。どこかいいとこ知らない?」と聞かれるので、ならば当社で受注しようということでお客様の困りごとに合わせた提案をしています。
なるべく鳩対策を目立たせたくないと言う場合には忌避剤(鳩の性質として嫌がるペースト)だったり、広い範囲ではネットをかけたり(見た目には気づかないくらいの製品もあります)、ネットがかけられないところはワイヤーや剣山だったりと対策は様々です。
また鳩は自治体にもよりますが鳥獣保護法で守られていて、巣に卵やヒナが確認された場合は巣立つまでは巣を解体したり移動してはならないなどの制限もありますので事前の確認が必要です。
今回は工場の壁と屋根の隙間に鳩が入って住みつき、下に糞を落とされて困っているというご相談でした。
工場は片面50m近くあり、周囲は配管で囲まれて足場も組みづらく、軒の出も少ないので今回はネット(コーティングされた金属製)を丸めて隙間に押し込んでボンドで留めるというやり方にしました。
実際は足場と親綱に墜落製紙用器具をしっかり架けての難作業でしたが無事に終えることができました。
鳩は居場所に対する執着が強く、私達が作業をしている間も向かいの建屋から「おいおいお前ら何してくれてんだぁ”!?」という顔でこちらをにらんできます。最終日頃にはもう昔の住処には戻れないことを悟ったのか戻ってこなくなりましたが消滅したわけではないのでまたどこかに居場所を見つけるはずです。
一般には安全に身を隠せる場所と餌場の両方が揃ったエリアに営巣すると言われています。なので工場や倉庫は一年中通じて過ごしやすく、外的からも身を守ることができる鳩にとっては好条件が揃っているので近くに森や川が近いと鳩で困っている会社さん多いです。
鳩対策は高所作業車が使えない場合は足場を組むことになりますのでぜひ塗装や外壁補修と一緒にご用命いただけるとお客様にとっても経費削減になりおススメです。
今週はお困り事はなんでも相談いただければ当社のネットワークを駆使して何とかしますよという営業っぽいお話でした。