戻り梅雨のようなお天気から一転、今日は真夏日になりそうです。
先日TVで言ってましたが本当の梅雨明けは3か月後に過去を振り返って”いつが梅雨明け”と確定されるそうです。
気象庁の用語では私たちが主に認識しているのは「速報」であって「確定値」ではないらしいです。
参考にした記事↓↓↓
ええー、「ようやく梅雨も明けて。。」とかいう挨拶したのに後から「いやいや実はあの時はまだ梅雨は明けて無かったんですよねー」みたいに言われても。。
「速報」は派手目に、「確定値」はひっそりと(それどころか皆無??)、私たちの興味の度合いに合わせて報道はなされているだなと実感した話題でした。
では今週もブログスタート。
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タイトルの「隣の土地は借金してでも買え」。
ある程度の年齢の方々は一度は耳にしたことのある言葉かと思います。
そこまでして買うメリットは?というと
所有する土地の隣の土地を手に入れることができれば、一筆の土地ではできない活用方法も検討することができるため、活用の幅が一気に広がります。
さらに、広い土地で土地活用を始めた方が将来の収益が大きくなる可能性が高まります。
もしかしたら将来お子様を隣に住まわせたいというご希望もありかも知れません。
他にも狭い土地が隣地を取得することで一体としての需要(価値)が高まったり、旗竿地で地形が悪かったを隣地を取得することで整形地になったり、道路付けが良くなったりと目的やメリットは人によって様々です。
ただここで問題なのが「借金してでも買え」のそもそも借金ができるのか??ということです。
ご実家住まいで全くローンを抱えていない方→ 多分ローンで買えます。※但し住宅建築目的でないと住宅ローンは使えないので金利高いです。
現在住宅ローンでお家を建ている方→ 一般的に住宅ローンを2本抱えることはできません(ローン対象が投資物件であるとみなされる可能性あり)。
ですが、今回「住宅ローンを返済中でもお隣の土地がまた住宅ローンで買える場合」があることがわかりましたのでご紹介します。
住宅ローンの対象となるお土地の条件は以下の通りです。
>当然ですが既存の宅地と地続きであること
>お隣の土地には建物が建っていないこと
これを満たせば「敷地の買い増し」ということで住宅ローンの適用になる場合があります(詳しくは現在ローンを組んでいる金融機関にご確認ください)。
一方追加で住宅ローンを借りる側の条件は以下の通りです。
>現在の住宅ローンを遅滞なく返済していること
>新たに隣地購入分の返済が加わっても返済比率が金融機関の上限規定値(概ね年収の30%ぐらいが多いかと)を超えないこと。
ここで気をつけないといけないのは買いたい方にとっては借金してでも欲しい土地なのに、金融機関から見た担保評価ではいまいち(市場流通性が低い)と判断されると借りたい金額の全額が融資とはならない可能性もあるということ。
なので現実的な諸条件から考察すると、昔から言われる「借金してでも」という意味は”全額融資”のことでは無く、ある程度自己資金のある方がお隣の土地を狙っていた場合”一期一会のチャンスを逃さないための手段として”「借金してでも」という解釈が正しいようです。
隣地を購入したいとお考えの方はぜひ一度ご相談ください。
今週は実際のお引き合いについて色々と調べてわかったこと、感じたことをまとめてみました。