アルコール検知器導入しました
2022.09.10

昨日取引先様と打合せをしているところに丁度社長の奥様が帰ってこられて、「良かったらこれどうぞ」と”永井のもつ煮”をいただきました。

群馬県民なら誰もが知っている、最近は県民ショーなどご当地グルメ番組で紹介されて全国区となった”永井のもつ煮”。こちらは野菜はあまり入っておらずがっつり”もつ”がメインのもつ煮で味濃いめ。定食で白メシとぴったりです。

昔は17号で三国峠を越えるトラックドライバーか苗場を目指すスキーヤー御用達のTHEドライブインだったと思うのですが今は自販機も置いて名物もつ煮売れまくっているようです。

私もネギと七味を添えて、美味しくいただきました。M社長ありがとうございました。

では今週もブログスタート

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2022年4月より安全運転管理者制度が改正され、安全運転管理者の業務に「アルコールチェック」が加わりました。これにより、現状、安全運転管理者選任事業者に対し、運転者の酒気帯びの有無について「目視等」での確認と一年間の記録保存が義務づけられています。2022年10月からはアルコール検知器使用の義務化が予定されていましたが、このたび、施行時期が延期となる見込みであることが分かりました。

延期の理由は半導体不足でどうも必要な数量の検知器が世の中に出回らない可能性があるからのようです。

 

何故アルコールチェッカーなのか、そもそもの話から確認しましょう。

2022年6月千葉県で発生した白ナンバーのトラック運転手が起こした飲酒運転事故で複数の児童が死亡する痛ましい事故が発生しました。この事がきっかけになり、この度の白ナンバーのアルコールチェック義務化となったと言われております。運賃収入を得ている緑ナンバーについては運転の前後にアルコールチェックが義務化されていましたが、白ナンバーはこれまで対象外であったため必要性を見直されました。

社用車の他、マイカーの業務使用でも5台以上なら選任すべき「安全運転管理者」

まずは、「安全運転管理者」の要件と、安全運転管理者選任事業者に課せられる義務について。

安全運転管理者とは、一定台数以上の自動車を使用する事業所で選任義務のある管理者で、自動車の安全な運転に必要な業務に従事する者のことです。具体的に取り組むべきこととして、以下が挙げられます。

  • 運転者に対して国家公安委員会が作成・公表する「交通安全教育指針」に従った安全運転教育
  • 運転者の適性、知識、技能、道路交通法規の遵守状況の把握
  • 自動車の運行計画の作成
  • 異常気象時や災害時の安全確保に必要な指示や措置
  • 運転者に対する健康チェックと日常点検整備の実施確認
  • 運転日誌の備付
  • 安全運転に関わる指導
  • 長距離運転又は夜間運転となる場合、交代運転者の配置
  • 運転前後の運転者の状況を目視等で確認することにより、運転者の酒気帯びの有無を確認すること及び酒気帯びの有無について記録し、1年間保存すること(2022年4月~)

当社は社有車の保有台数が5台を超えているのでこの「安全運転管理者」を専任すべき事業所に該当し、私がその管理者を務めています。

法的な義務化は先送りになったものの、客観的な数値による把握と記録は必要なので当社は今月全スタッフ分のアルコールチェッカーを購入し、配布しました。

仕事でクルマを運転する際にはこれを使って測定し、呼気にアルコールが無いこと、体調に異常の無いことを記録する仕組みになっています。

今週は当社酒飲みはいないけど新たな決まり事は先行してしっかり対応してますよというお話でした。

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