お家を建てる時、まずは資金計画のご相談を その6(「クルマのローンが残ってるけど」編)
2022.10.08

当社が出展している上毛新聞コンセプトホーム前橋江木会場のすぐそばに”あの”ツルヤさんがオープンすることが正式に発表になりました。

上毛新聞のweb記事はコチラ↓

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/184239

 

これまでは非公式な情報として、モデルハウスに来ていただいた方だけにお伝えしていたのですがこれで晴れて公になったことで、より一層この街が暮らしやすく、将来的な資産価値もアップすることになり、引き合いが増えたらいいなと思っています。

 

私もちょうど通勤途上にツルヤ前橋南店(駐車場からは当社のカンバンも見えますのでお立ち寄りの際はチェックしてみてください)があり、「今日はちょっとお弁当買って来て」という時には重宝しています。

(画像は2年前の県内最初の出店となった前橋南店オープン時の様子)

 

また仕事帰りの時間帯はお弁当が30%オフ、中には半額のものもあったりしてちょっとした宝探し気分で買い物も楽しめます。

ますます便利になる上毛新聞コンセプトホーム前橋江木会場内の土地&買えるモデルハウス、おススメですよ。

では今週もブログスタート。

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シリーズ化した資金計画の記事ですが引き続き毎週アクセスランキングの上位に名を連ねていますのでこれからお家を建てる方、購入される方々はご興味ありかと。

ならばということで今週は事前審査でよく出てくる

「今現在お借入れなどありませんか?」

「実は車のローンが。。。」

について書いて行きます。

金融機関の事前審査は簡単に言うと「この人ならいくら融資することができますよ」という金額を、申込みされる方のお勤め先や勤続年数、収入などから返済能力を算出して、さらに与信情報を確認して過去にローンの返済が滞たことが無いかなどを調べて総合的に判断するわけです。

 

で、事前審査の申込書を記入していくと大体2ページ目(A3の右半分)に来た当たりで「その他の借入」という項目でピタっとペンが止まる場合があります。

大概はクルマのローンですね。

ローンの残高があとわずかで繰り上げ返済が可能な場合は繰り上げ返済をおススメしています。

 

融資額のおおまかな目安のひとつとして「返済比率」という数字があります。

住宅ローンの返済比率とは、「年収に占める年間返済額の割合」です。「年間返済額÷年収」で算出されます。金融機関によって見方は若干変わりますが、一般的には30~35%が基準といわれている傾向です。たとえば、年収500万円の場合、返済比率の違いで年間返済額と毎月の返済額は以下のように変わります。

住宅ローンの返済比率の表

※上記の数字はボーナス返済は考慮していません。また金融機関によっては、年収に応じて返済比率の上限を定めているところもあります。

 

先のクルマのローンが残っていると、当然返済能力(返済比率)の計算にその数字がすでに借入している金額として含められますので要注意です。

これまでの経験上各金融機関によって考え方は異なるかもしれませんが、車のローンが100万残っていると住宅ローンの融資額はマイナス300万、200万残っているとマイナス600万と残高の3倍近く住宅ローンの融資が減額される傾向にあります。

返せそうもないお金を貸したらいけませんものね。

 

ですから出だしから2重のローンを抱えるリスクを回避する意味でも、借入可能金額を増やす意味でも可能であれば繰り上げして住宅ローンお申込み前に完済することをおススメします。

仮に事前審査の時にはクルマのローンが残っていても、残高計算書を提出して、これを本申込までに完済するという条件で事前審査というのは可能ですのでハウスメーカー、工務店の担当者、金融機関の担当者によく確認して進めてください。

 

繰り上げ完済した場合には「完済証明書」というのがローン会社から発行されますので、これが手元に無いと融資の本申込ができませんのでお申込みの当日あたふたしないように、「完済証明書」が郵送で手元に届くまでの期間も余裕を見て融資スケジュールを組んでください。

 

「いやーすぐに繰り上げ返済はできないよー」という場合。

ということはお客様の手元に自己資金が無いことになりますよね。

そうなったら「土地を取得する際の手付金は用意できますか?」「建物契約時の支払い条件はどうしましょう?」とシビアなお話をしなくてはなりません。

【対応策その1:親に相談する】

もし可能であれば親御さんに相談して一時的に立て替えてもらったお金で返済するなども考えておきましょう。

意外と「可愛い息子(娘)、孫のためならしょうがないなー」とあっさり引き受けてくれるかもしれません。

ここは幸運をお祈り致します。

 

【対応策その2:車のローン借入先に相談する】

事前審査を依頼した金融機関Aで「これを返済してもらわないと。。。」と言われた場合、もしクルマのローンが他の金融機関Bのカーローンだったりした場合はそちらの金融機関Bに住宅ローンの相談に行くのも選択肢としてありです。

金融機関は不思議なところで、貸金業なのに貸すときは渋々かしながらじゃあ繰り上げ返済するよと言うと、ちょ、ちょっと待ってくださいと。貸付利息が収入源なので完済されると収入がゼロになるわけです。

ならば住宅ローンと合わせて貸付残高を増やそうと「ウチなら車のローンは残したままで住宅ローンの融資も可能ですよ」という場合が出てくるのです。

この場合住宅ローンの金額が希望の満額になるかどうかは金融機関の判断となりますがとりあえず聞いて見るぐらいはしても損はないです。

 

【対応策その3:最初から「おまとめローン」を取り扱う金融機関に相談する】

身近なところではJAですね ※ろうきんも一部商品取り扱いありますが群馬の中央労働金庫は今日現在取り扱っていない模様

JA住宅ローン 借換応援型

https://gunma.jabank.org/loan/myhome/

農業やってないけど使えるの?という方へ(JAバンクホームページQ&Aより抜粋)

  • 農家でなくても利用できますか?

    JAバンクは、農家以外の方でもご利用いただけます(法令等により一定の制限があります)。なお、所定の出資金を払い込んで准組合員になっていただくことも可能です。詳しくはお近くのJAまでお問い合わせください。

なので大丈夫です。

以上車のローンが残っているけど住宅ローンを借りたいという場合の対処法について書きましたが理想は土地購入の際の手付金(土地価格の10%めやす)、建物契約時の契約金(各メーカーによりますが契約価格の10%めやす)が手元に用意できているのが理想です。

 

しかし家づくり/購入はタイミングも重要。

お金の話は家づくりで一番重要なことですので信頼できるハウスメーカー、工務店、金融機関など各所に相談して納得してすすめましょう。

 

今週は今このタイミングで家を建てたい/買いたいという場合はちゃんと相談すればなんとかやりようがありますよいうお話でした。

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