Z世代から勉強中です
2023.07.15

今週は現在入居中のビルの消防立入検査がありました。

避難経路や消火設備の確認が主でしたが有事の突入口として窓の大きさや枚数、表に梯子車が停められるかなども記録していたのが印象的でした。

検査中も無線が入り(実は当日も出動で一度リスケジュール)むむっ出動か!?と思われる場面もありましたが事無きを得たようす。

この時期は熱中症の出動要請も多くなるので私達もお世話にならないように気をつけます。

そして救命活動、消防活動のジャマにならないように出先での迷惑駐車は絶対しない事をスタッフ全員で確認しました。

では今週もブログスタート

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「Z世代」最近よく聞きますね。

私世代には理解し難い生物(我が子含め)。。。ではありますが、育った環境があまりにも違い過ぎるので理解出来ないのはお互い様、でも私たちの商売を考えるとこれからお家を建てる、購入するのは「Z世代」理解できないでは済まされません。

 

漠然と何かしなくちゃなーと思っていたところ、昨年は週末をモデルハウスで過ごすことが多く、車内で昼食を取りながらたまたま見ていたTVでええーこれすごいじゃん!とハマったのが「超無敵クラス(この番組は、令和の最強10代と、テレビの人気者たちが、世の中のアレコレを発表しあう超刺激トークバラエティです!!)」※現在は毎週録画中

 

https://www.ntv.co.jp/mutekiclass/

 

最初はZ世代を理解するためと思って見始めてたのですが「チャリ通ジャーニー」を見て、いやーホントに親孝行というか出来た高校生ってまだまだいるんだなー(勝手にもう世の中には親孝行な若者はいないと思っている説)と涙し、「放課後は別の顔」でへー、こんな研究してる若者がいるんだ、この子育てた親もすごいなーと感心し、「ガムシャラ応援団」では現代の化石?と思われている(これも勝手な思い込み)応援団に汗する団員を見て数十年前に高校に入学した時にやらされたなーと思い出して鼻の奥がつーんと、これをエモいというのでしょうか。

 

しかしこの番組を見ていて懐かしいという感情以上に思うのが「この子たちすげーな」という驚きと尊敬。

取材されている子はもちろん何かに秀でているから取材されている訳で、それだけでなくスタジオにいるメンバーのZ世代が恐ろしく鍛えられているのを感じます。

バラエティってアドリブ力が試されると思うのでお芝居より機転の速さや地頭の良さが求められると思います。

進行するスタジオやかまいたちの振りの先にある欲しいコメントを即座に察知してコメントする能力や、はたまたそれを知ってか知らずか「あえての」おとぼけコメントをかましたり。

コメントが良ければ翌週も呼ばれるし、1回だけ呼ばれてはいさようならという子もいるだろうし。

自分が10代の頃にこんなことが出来たかと言われると絶対ムリ。

というかこんな世界じゃ無かったし。

 

私が10代の頃は「隣の街の〇〇中には伝説的に喧嘩の強い〇〇ってのがいるらしい」みたいなウソかホントか出どこもわからないまことしやかな噂の中で毎日生きて、テレビをつければみんなが「ベストテン」を見て、CMでは「いつかはクラウン」て言うから働くようになったらカローラ→ マークⅡ(クレスタでも良し)→ クラウン(ひねくれるとスープラ)と勝手にクルマすごろく制覇を目指し、「明るいパルック」だと言われれば家中の電気をアホみたいに明るくして、今のZ世代から見れば「何マスコミに踊らされてんの、バカじゃね??」と一蹴でしょうね。

 

現在の情報過多の中で自分の好きな情報だけに偏ると片寄った(ネガティヴにいうと)とがった(ポジティブにいうと)子が出来上がるのではと私なんかは心配してしまいますがZ世代はすでにその上を行き、日々溢れる情報を上手に取捨選択しながら生きているのでしょうね。

 

そんな彼等彼女等に言われるのが「ブランドに対するこだわりがあまりない」

これもZ世代を理解出来ない世代が勝手に決めつけたことかもしれませんがここではビジネス戦略上のひとつの仮説として。

一般的に言われる多様性の中に含まれるかもしれませんが、例えば「親から勧められた商品」「昔から知名度の高い会社の商品」よりも、「自分の価値観に合うかどうか」といった視点を重視する傾向があると言われます。

これは私達のようなテレビCMを打てない工務店にとっては絶好のチャンスだと思っています。

いわゆる提案する価値観が「刺されば」知名度なんて関係ないということです。

 

じゃいったい何がZ世代に「刺さる」んだとなると正直わかりません。

わからないことを考えて無理矢理答えを出そうとしてもしょうがない(ここ最近の気づき)のでZ世代のことはZ世代に聞くことにしました。

 

そして現在Z世代向けのプロジェクトを、Z世代の若者たち(すでにこの言い方が古い)とやっているのですが開口一番

「わからない世代は口を出さずに全部任せてくれた方が一番良いモノが出来ます」と言われました。

ググるってなんすか??

 

清々しいですね。

フロッピーディスクの一太郎&花子時代からWindows95の登場に感激して、TikTokもインスタも使いこなせないおじさんが若者達に妙に気を使われて、哀れな人と思われながら一緒にやるより最初にきっぱり言ってもらった方がありがたいです。

さすがZ世代、ありがとう(*´Д`)

 

そんなプロジェクトの成果は8月末にはまとまる予定です。

打合せは全てリモートとLINEで進行中、どんな仕上がりになるか今からとても楽しみです。

 

今週はこれからの世の中を作って行くのはZ世代なので無理に理解はしないけどお客様になってもらう努力はちゃんとしていますよというお話でした。

最後にZ世代の皆さんへ、BUCK-TICKは「バクチク」で「バックティック」じゃねえかんなー!( *´艸`)

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