今年の猛暑のせいか我が家のクルマに怪奇現象!?が。。
マイカーは常に通勤&釣り仕様で一人しか乗れないので家族揃って出かける時はファミリーカーを使います。
久々にそのクルマに乗って出かけると家人がボソッと「日テレがテレ朝になった」と。
え?は?はいい?突然何行ってんの。
「ある日気づいたらナビの日テレがテレ朝に乗っ取られてた」と言うのです。
そんなことあるかーい!とテレビにしてみると
ほんとだー(@_@)
チャンネル4はそのままにテレ朝になってる( *´艸`)
「ウチは日テレの番組を見ることが多いから不便」と。
いや運転中に見るなよ
「助手席の人が見るから」
いや自分も見てるだろ
もう10年以上前に買ったクルマなのでナビもそれだけ歳を取ったということで電波取得能力が衰えてきたのか(ないない)
設定を見たら地域設定もしてなかったので郵便番号を入れて地域設定をしたらすぐに元通りになりました(*´Д`)
人もクルマも歳を取ると思いもよらぬ不具合が出るものですね、私も気を付けよーっと。
では今週もブログスタート
**********************************************************
今週のニュースに「佐川急便が本格的に置き配サービスをスタート」という見出しがあちこちで見られました。
私はもうとっくに全ての業者が置き配は対応しているものだと思っていたので逆にびっくりしました。
我が家の宅配事情はというとポストに入るモノ以外は基本対面で受取です。
理由は置き配は「汚れる」「盗まれる」というリスクがあるからだそう(私が受け取ることはないし、置き配の指定もしていないのであくまでも家人の考え)。
一方で対面の受取の場合は「不在の可能性」「接触による感染病」「押し入り強盗」のリスクがありますよね。
以前スタッフと世間話でどうなんかねーって話した時にそのスタッフは「受取にしてインターホンで指定の置き場所に置いて行ってもらう」というハイブリッド型にしていると聞いておー画期的と思いました。
ウチは去年玄関灯を人感センサ付LED(電球にセンサ内蔵しているので工事いらずで安い!)に交換して、夜でも配達員をインターホンで確認できるようにしたりの対策はしています。
さて受取り方法の良し悪しは別として、置き配というと必ず思い出すのがもう20年近く前にアメリカに住んでいた頃の話。
通販で購入するのはほとんどが釣り道具、しかもルアーがほとんどでパッケージが小さく、アパートの集合ポストに入るので問題無かったのですがたまに梱包がやけにおおげさだったりするものを買うと部屋に配達されるのですが平日日中は不在なので置き配となります。
私も初めての置き配の時は衝撃を受けましたね、当時借りていたアパートは前の住人が置いて行った(?)玄関マットがあったのですがその玄関マットの下に荷物が置かれていたのです(@_@)
Japanese SUSHI状態です(笑)
シャリの上に切り身、荷物の上にマットみたいな。。
子供達を喜ばそうと、当時発売になったばかりで日本ではなかなか手に入らないし高かった任天堂Wiiをクリスマスセールか何かで買ったのですが届いた姿に衝撃を受けました。
今もそんなに変わっていなくて逆に安心しました(*´Д`)参考にどうぞ↓
赴任したばっかりでろくに英語もしゃべれないので不在で再配達もどこかへ受取も面倒だし、置き配はいいけど置くならマットの上だろう。。。
ところがその後も何度か置き配があって、やっぱりどれもSUSHI方式。
それでようやくこれがアメリカの置き配スタンダードなんだと理解しました。
それはそれでいいとして、次に素朴な疑問が。
これって盗まれない??って普通に思いますよね。
これが意外(?)と盗まれない(*´Д`)
あるwebの記事によればamazonのアメリカでの調査では置き配利用者の約30%が盗難にあっているそうな。
で、私も実は置き配で盗難にあっています。
当時iPhoneが発売になって、ちょっと下火になった頃にメーカー公式の再生品”rifa-bissyu”が世に出始めた頃だったので私もスマホデビューしてみよう!とポチっとしたのですがやられました。
それも2回 (。-`ω-)
写真は3回目の配達でようやく手に入れた初代iPhone。そういえば”rifa-bissyu”も日本でも市民権を得たのは最近か。
※背景の文庫本のタイトルに他意はありません。
そこでも驚いたのがサービスに連絡して「盗まれた」と言っても「本当か?」と聞かれることもなく「それは大変でしたね」と言われることもなく「もう一度送ります」とサクサクと事務的に手続きが進んだこと。
そういえばこれは日本での話ですがHP製の家庭用プリンタ(まだ年賀状を印刷してた頃ですね)が買ってすぐ不具合が出たので修理に持ち込んだらすぐに新品と交換になりました。
おそらくすでに製造に掛かったコスト、部品在庫管理のコストといういわゆる埋没費用 vs トラブルシューティングとその後の部品交換にかかる費用、技術者を雇う費用、コミュニケーション、送料諸々を比較した次回の購入につなげる機会費用と捉えた結果の新品交換という判断なのでしょう。
確かにこの時「アメリカってすげーな」と思った記憶があります。
良く言えばすごく前向き、悪く言えば悪びれず反省もないような。。。
ただこの時点(今からおよそ20年前)でアメリカではある経済的な判断がなされて置き配がスタンダード化していたのだと思います。
そしてこのグラフです。
出典:https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2104/19/news005_3.html
日本は2000年以降ずっと低迷。
アメリカ(それ以外の先進国も)はコロナ前まで順調にGDPを伸ばしてきました※。
※正確には人口の影響もあるので”一人当たり”で評価するのが適当かも知れませんが人口が減るのも経済の問題のひとつだと思いますので今回はこれで。
そして2024年日本は「置き配全面スタート」
なぜ日本は20年前にそうなっていなかったんでしょうね。。。。
何でも欧米化が良いとは思いませんが今頃になって人手が足りない、長時間労働が問題って、リスクを回避して、自分達が決めたルールにしばられてやらなくて良いことにエネルギーを費やして、リスクを取ってももっとやるべきこと、やったことないこと、誰も見たことがない世界に人とおカネを投資できなかった結果なのかなと自戒の念も込めて思ってしまいます。
「もったいない」は素晴らしい文化ですが、ことビジネスに関しては一度それって「埋没費用」で逆に「機会損失」じゃない??と都度判断をして、若者が海外に出稼ぎに行かなくて良い日本の未来実現に向けて小さな会社ですが頑張って行こうと思います。
今週はこれから増えるであろう置き配の盗難に気を付けるのと、売る側もあらかじめ準備をしておいてくださいというお話でした。
売る側の人は読んでないか。。。;つД`)