いやー昨日の大谷選手凄かったですね。
40-40の時もそうでしたが昨日は昨日で記念日に大暴れ。
しかも昨年右肘を手術した日だったそうで、何か因縁めいたものを感じさせるところも生粋のスター☆ですね。
礼儀正しい好青年が周囲の反対を押し切っての二刀流、さらに海外へ飛び出して自身の努力と実力でスターダムに伸し上がるサクセスストーリーに世のおじさん達はメロメロな訳で。
大谷選手がホームランを打つ→機嫌が良い
47号からなかなかホームランが出ない→ちょっとそわそわする
私もそんな感じです。
せっかくの歴史的な試合なので昨晩録画も見ました。
すると大谷選手の盗塁とホームランのシーンはニュースで何度も見ましたがそれ以外の試合の雰囲気はなかなか見られなかったので、ゲームが進むうちに微妙な違和感を感じたのです。
「あれ?ここで申告敬遠しないんだ」と。
本気で勝ちに行くなら1塁空いてるし、ここは大谷選手は申告敬遠じゃないの?と。
実際あのベッツ選手の前で何度も申告敬遠されていますから。
でもその後の相手チーム、マーリンズのシューメーカー監督に関するニュースフィードを呼んで感動しました ;つД`)
出典(こちらの記事から一部抜粋して紹介させていただきます)→ https://cocokara-next.com/athlete_celeb/shoheiohatani-no51-homerun-2024-08/2/
”ではなぜマーリンズのスキップ・シューメーカー監督は、大谷から“逃げなかった”のか。試合後に地元スポーツ局『Bally Sports Florida』などの取材に応じた44歳の青年指揮官は、「(大谷を敬遠することは)野球的にも、私のカルマ的にも、そして野球の神様的にも、悪い行動だと思った」とキッパリ。そして、若手が少なくない自軍投手陣をかばうように「我々は野球をリスペクトしている。だから彼からアウトを取るように抑え込めるかどうか試してみるべきだったんだ」と語った。”
”歴史的なスターとなっている大谷との勝負がチームにとっても、野球界にとっても、「貴重な機会」と捉えたシューメーカー監督は、「私が見た中で、最も才能のある選手だ。あと、数年ピークが続けば、史上最高の選手になるかもしれない」と吐露。そして、こうもつぶやいている。
「恐れずに立ち向かったチームを誇りに思うし、野球はそうあるべきなんだ。マーリンズにとっては良くない日だったけど、野球にとっては良い日だった」
「野球にとって良い日だった」――。この言葉が大谷との勝負を選んだワケを集約しているように思える。”
そう51号を打たれた投手なんて実は野手ですからね ;つД`)
メジャーではよくある大量得点差で投手温存のため野手が投げるシーン。
それでも監督の強い指示があったのでしょう、ストライクゾーンに投げたのです。
あの場面、あのマウンドは地獄だったと思います。
実際の映像を見てもらうとわかりますがとにかく試合を終わらせるために70マイル後半のスピードでポンポン投げて、
もはやオールスターのホームラン競争で打ち損じを祈るようなもの。
でも球場全体は大谷選手のもう一本に期待している中で遂に投じたストライク。
スコーンとライト最上段に見事に打たれました。
打って当たり前的な中でほんとに売った大谷選手はやっぱりすごいですがあそこでストライクを投げた投手、それを指示した監督にあっぱれです。
こうなると昭和のおじさんに思い出されるのが「世界の王」のホームラン記録にまつわる黒歴史
詳しくはコチラに譲ります→ https://www.news-postseven.com/archives/20201024_1606936.html/2
日本野球界の器が小さいというか、今見ると恥ずかしいですね。
そしてもうひとつが松井さんの「甲子園5打席連続敬遠」
詳しくはコチラに譲ります→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E7%A7%80%E5%96%9C5%E6%89%93%E5%B8%AD%E9%80%A3%E7%B6%9A%E6%95%AC%E9%81%A0
大人のビジネスの世界ならまだしも、高校生だった松井少年の無念たるや。。。想像に堪えません、というか松井少年が大人の対応でした。
時は流れて現在の大谷選手の活躍を見て、バースさん、ブライアントさん、カブレラさん、そして松井さんはこの試合を見てどう思い、何を感じたのか、正直な思いを聞いてみたい気がします。
※Number読みすぎかも
話は戻りますが先述のマーリンズのシューメーカー監督は記事によれば44歳。
若いのにチームの勝敗より野球の発展と一人の選手の才能を発揮することを優先した判断というのは素晴らしいなと。
そして
「恐れずに立ち向かったチームを誇りに思うし、野球はそうあるべきなんだ。マーリンズにとっては良くない日だったけど、野球にとっては良い日だった」
あの試合がワールドシリーズの最終戦でなく、下位球団の消化試合に近いという点を割り引いたとしても、
だからメジャーリーグはスポーツとしてもビジネスとしても発展してまた新たな歴史が作られるんだなーと
古いしきたりや細かいしがらみに関係なく、実力で評価される世界にあこがれてアスリートも、アーティストも、エンジニアも、海外に渡る才能が今後もどんどん増えるんだろうなーと。
今週はまたお前のブログはアメリカ礼賛か!と言われそうですが、
日々なんでこんなに日米差がついたのかと考えすぎるあまりこんな視点になっているところで、
またも琴線に触れるコメントにやられたとういうお話でした。
原文と翻訳した人が気になります。。
著作権・肖像権に引っかかるので使える写真がない。。。しょうがなく私の学生時代のチームの写真。
「打飛軍」と書いて「ぶっとびーず」と読みます、若気の至りです、はい。
私がどこにいるかわかります??