今週は数年に一度の”最強最長”寒波襲来で高崎も雪は降っていないものの上州名物からっ風が冷えますね。
私の実家新潟の魚沼は久しぶりにしっかりと降っているようで兄から(もう若くないので)「まいったてー」と写真が送られてきます。
屋根は降雪センサーがついていて灯油でお湯を沸かして自動融雪するのですがその灯油の減り方が尋常でないとの悲鳴も。。
写真の通り我が実家も雪国でお馴染みのガレージハウス(?)
※ガレージの上に見える”X”は2004年の中越地震で全壊した後のリフォームで耐震補強に追加した”筋交い”です(*´Д`)
御覧のとおりどこの家もガレージはあっても敷地内の道路までの間でも除雪が大変です。
この時期は毎朝出勤前にこの除雪作業が必要になります。
町内には”融雪溝”といって除雪した雪を流す側溝があるのですが町内の皆が一度に流すとさすがに流れず水があふれて道路はビシャビシャに。
なので冬の長岡(実家からすると都会)に買い物に行くときもどんなにオシャレしてても足元は長靴必須です。
今回の寒波も大きな事故や混乱なく過ぎ去ることを祈るばかりです。
では今週もブログスタート
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すでにポータルサイトのトップにはリンクを掲載しましたのでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんがあらたに外国人向け群馬移住支援サービス事業をスタートさせました。
もっと正確に言うと「群馬県シリコンバレー化施策対応:IT関連外国人人材向け群馬移住支援サービス」となります。
ロゴはアメリカによくあるバーガー屋さんやステーキハウスを意識して作りました。
”Mickey”は私のアメリカでのニックネームです。
”Uncle”は直訳すれば”おじさん”ですが何でも相談できる親しみやすさを狙ってみました。
似たようなネーミングで日本で馴染みがあるのは”ステラおばさんのクッキー(店名)” 株式会社アントステラでしょうか。
※私はバス釣りのルアーメーカーで”Uncle Josh”が好きで使っていました(*´Д`)
ロゴも最初はココナラみたいなサービスにデザインを依頼しようかと思ったのですがよくよく調べると「著作権は別」だったり何かで使おうとすると「都度別料金が発生」したりとなんだかややこしい(デザイナーにとって当然といえば当然の権利)ので今回はコスト削減と権利関係のトラブル回避のため家内制手工業で身内に依頼して作成しました。
紆余曲折のすえ出来上がったこのデザインにまつわる四方山話はまた別投稿で。
また本事業は外国人向けなので日本語のサイトは作っていません。
日本語サイトを作って、ブラウザで英語に切り替えての英語表示だと外国製品の取説に書かれた翻訳ロボットの日本語のようになってしまうのでそれはやりたくありませんでした。
でも私は40過ぎて耳から英語を赤ちゃん程度覚えてかなりいい加減な英語をちょこっと話すものの、ライティングはGoogle翻訳頼みなので、今回サイト中の英文は全てネイティヴにライティングを依頼しています(Thank you Peter & Konomi-san! :D)。
そして写真ネタ不足で困っていたところ貴重な写真を提供してくださったグローリーハイグレイス社の皆さま、お友達に感謝です。
さて本題に戻ってこの「群馬県シリコンバレー化施策対応」というのはこの記事がきっかけ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC221RA0S4A820C2000000/
2024年8月22日 20:15 日本経済新聞
さらに調べると記者会見の内容が県のHPに掲載されています。
https://www.pref.gunma.jp/site/chiji/662276.html
更新日:2024年8月22日 群馬県HP
さらに高崎市のHPにはこんな資料も
https://www.city.takasaki.gunma.jp/uploaded/attachment/24181.pdf
当社の新事業は上の「堤ケ丘飛行場跡地の活用に係る基本構想」資料中にある「8つのビジョン」に大きく共感するものの、但しビジョン実現に向けての人材をどうやって定着させるの?それってどういう人材?というところからスタートしています。
相変わらず対面ビジネスや商談の本丸は東京であることは否めませんがIT関連の人材であればインターネットさえあればどこでも変わらずパフォーマンスを発揮できるはず。
高崎市の資料の中の挿絵に使われている写真のイメージでもわかるように優秀なITエンジニア=外国人が大多数というのは周知の事実、ならば本施策成功のカギは優秀な外IT系国人人材を群馬に呼び込むことだと。
今現在世界のトップと言われるIT企業はほぼ海外企業、そこで働く人々は人種は様々ですが公用語は英語。
英語だけに絞ればなんとかいけるかなーというのが私の考えです(*´Д`)
そんな私はこの事業をやるべき意義を3つのフェーズで考えています。
【 Phase1 IT人材外国人の群馬ライフセットアップサポート 】
→ とにかくどんなことでも面倒を見てストレスなく生活できる環境を整える。
何故なら彼等/彼女等はどこでも通用する、どこでも仕事ができる有能な人たちなので、不便だな、不快だなと思うところで我慢して働く理由が無いからです。
私達からすると「ええ??」という理由であっさり転職したり引越したりしますので良い人材を確保するためにはまずその能力を発揮できる環境を整えることが重要です。
そのためには群馬には意外と多い(?)私のようなかつて海外経験のある”隠れグローバル人材”の活用も考えています。
群馬県は製造業が盛んなため実は海外の工場や支店で働いていたという方も数多くいらっしゃって、定年を迎えて実は「大変だったけどあの頃の方がダイナミックで仕事も楽しかったなー」という人に楽しみながら本事業のお手伝いをしてもらえたらいいなと勝手に思っています。
”隠れグローバル人材(略して”隠れグロ人”)”は自分が他の国で苦労したからこそ日本で住もうとする外国人の気持ちがわかるし、日本人の文化とは異なる彼等/彼女等のメンタリティも理解出来るはずなので。
【 Phase2 群馬でも世界基準の当たり前化 】
Phase1が進むと東京ではなく、群馬が日本のIT関連企業の集積地となっている訳です。
※アメリカもシリコンバレーから有力企業が州の施策によりテキサスにテクノロジーの中心が移りつつあるように
優秀な外国人と働くのが当たり前になると語学だけでなく彼等/彼女等の効率的な仕事のやり方、良いか悪いかは別にして、家族第一、プライベート重視の考え方に触れ、その収入の高さや、ちゃっかり起業してひと山当てちゃってるのを目の当たりにして、大いに刺激を受けて、世界基準の仕事のやり方、考え方が当たり前に。
また学校でも彼等/彼女等の子供達がクラスに普通にいてもはや「外国人」とは呼ばれないぐらい英語でのコミュニケーションが当たり前に。
同じように街のちょっとしたお店でも英語のメニューが用意されて、おじちゃんおばちゃんも翻訳アプリでコミュニケーションを楽しみながら商売をするような。
街全体、県全体がグローバル化した(え?そんなの当たり前でしょ?)状態ですね (*´Д`)
【 Phase3 群馬から世界へ人材輩出 】
実は私個人的にはこのPhase3をこの目で見てみたいと思っています。
なぜなら過去に勉強の英語は出来てTOEICも800点超えという触れ込みでアメリカに来て、会議や商談ではずっと黙って自分の考えを言わない(言えない?)、肝心の会議や商談が終わったあとに日本人同士で「あいつはどうも。。。」みたいなことをウジウジ言う輩を何人も見てきたからです(。-`ω-)
phase2はいわばWBCで日本に戻って来た大谷選手に刺激を受けた日本のプロ野球選手のような状態。
大谷選手が放つホームランの飛距離やスライダーのキレに驚くだけでなく、本場のトレーニング方法やデータ解析、オフの過ごし方を学び、そして何より報酬の差に驚いて「よし俺もやってやるぜ!」と。
「いいなー メタやグーグルの社員はいい給料もらってるんだろうなー」とか
「ラーメン一杯3000円が当たり前って俺らじゃ食えないじゃん」とかもうやめて。
群馬と言わず、小さな日本を飛び出して海外で旋風を巻き起こすような人材が次々に現れる。
その頃には世界中から成功モデルとしてひっきりなしに群馬に見学や取材が来るでしょうね。
でももちろん我々に出来ることはPhase1まで。
家づくりと一緒で基礎が重要、これがしっかり整えばPhase2→Phase3と発展していくことは自然の摂理とも言えます。
ただPhase2,Phase3を夢見ることでワクワクしながらPhase1に取組むことができます!
※写真の通り、私は寒くて長袖+ウインドブレーカーですがバス釣りの師匠Charles先生は半袖(;゚Д゚) これも海外あるある
長くなりましたが今週は人見知りの私ですが今回ワクワクする未来を求めて外向きの事業を始めたので皆さん一緒にやりませんか?というお話でした。
※HPの下に「サポーターズ」という欄がありますのでそちらにリンクバナーを貼っていただける事業者様を募集しています。
特に費用が発生する訳ではありません、セットアップを依頼された外国人顧客に「美容室?ここなら英語通じるよ♪」とか「クルマを買いたい?ここなら英語通じる営業さんがいるよ♪」とスマホ上で紹介するためのバナーですのでお気軽にお声がけくださいませ(私が楽をして説明したい、その一心です( *´艸`))。