今週も日本列島寒波が居座って、特に日本海側は警報レベルとなっています。
私の実家(米どころの魚沼♡)からは衝撃映像が届いていますので雪国あるあるとしてご紹介します。
屋根からの落雪で車庫のシャッターが変形してしまいました。
これがちょうど兄がクルマを出して、シャッターを閉めようとした時に起きたらと思うと。。。ゾッとします(;゚Д゚)
全体的に見るとこんな状況
二階の雪が落ちて、バウンドして外からシャッターに激突したのですね。
なぜこんなことになったかと言うと、実家は降雪センサー付きの屋根融雪(ボイラーでお湯を沸かして降ってきた雪を積もる前に溶かすシステム)を付けたのですが灯油の消費量がハンパねー!!のです。
一晩でタンクが半分になることもΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
すると
「灯油代がめちゃめちゃ高い」
「最強寒波でどこも同じく灯油が必要で配達が間に合わない」
→ じゃちょっとシステム切って我慢しようか。。。となる訳です。
ところがシステムを切った直後の雪は解けているので寒さで凍ります。
その氷の上に雪が積もって行きます。
次にやっと灯油を調達して(あーまたお金がかかるなーと思いつつ)システムを再起動すると、
すでに積もった雪の下の部分だけがお湯で溶けてドーム状に残ってなかなか落ちて来ません。
悪いことに落ちないどころか新たに氷を生成してしまいます。
この氷を含む雪の山がある時ドーン!と落ちて
場所によっては今回のように家を傷める訳です。
今回は人の上に落ちてきたのではなくてまだ良かったです。
が、街中のどの家でこのような現象が起きるかは予想が出来ないので本当に建物の側を歩くときは気をつけなければなりません。
私が群馬に来た当初は「群馬は雪が降らねーでいいのぉ」と親によく言われましたがその通りですね。
雪景色を求めてレジャーや観光に来られる方にはなかなか知ることのできないリアルな雪国生活あるあるをちょっとだけご紹介しました。
では今週もブログスタート※ブログ内の画像がスマホで歪んで見える場合は”長押し”で画像を表示して見てくださいm(__)m
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今年2025年はこれからお家を建てる皆さんにとって重要な法改正が4月に予定されていますのでご紹介します。
今回の法改正のポイントは2つ
お家を建てる際に関わる「建物省エネ法」と「建築基準法」二つの法律が関わっています。
今までの確認申請と何が変わるかというと
御覧の通りお家を建てるために必要な「建築確認」のプロセスに「省エネ審査」と「構造審査」の2つが追加になっています。
見ての通り新たに審査の「時間」と「費用」が追加になります。
ではこれからお家を建てる方にどんな影響があるかというと
>「省エネ審査」を通る省エネ性能のお家にする必要がある⇒ 建築費用アップの可能性 ※工務店、ハウスメーカーの仕様による
>「構造審査」を通る耐震性能のお家にする必要がある ⇒ 建築費用アップの可能性 ※工務店、ハウスメーカーの仕様による
>「省エネ審査」や「構造審査」そのものに費用が発生する ⇒ 費用アップ”確定”
> 建築確認申請の確認済証交付までの期間が伸びるので実質工期が伸びる ⇒ 思うような引越し時期に間に合わない可能性
> 法改正に対し各審査期間のリソースが不足しているため想定以上の確認申請期間となる恐れ(関係者皆さんが心配しています)
但し、一部例外もあります
細かい話はともかく、図の通り「延床200㎡以下の平屋」の場合は2つの審査のうち「省エネ審査」だけでOKです。
ここまで読んで「えーオレ/ワタシそんな審査通らなくてもいいから今まで通りのお家で十分なのにぃ。。」という方へ。
そうですよね、皆が々最新機種iPhone16が欲しい訳ではありません。
逆にiPhone15が安くなるならそれで充分だし、なんならずっとiPhoneSEでいいんだよ、という方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな方には1年間の期間限定ですが構造審査については経過措置があるようです。
「型遅れ」特価販売中!みたいな感じですが、国としては住宅の省エネ性能&耐震性能を高めることを目的として法改正をしている訳で、スマホ同様今日の最新機種は明日の旧機種になる訳で、個人的にはさほど気にする必要もないかと思います(1世代前の中古車をお買い得と思うタイプなので)💦
それより問題なのはこの法改正によって建築コストが明らかに増えるのにそれに対する補助金や賃金上昇がおいついていないこと。
さらにこの4月には住宅ローン金利がさらに利上げが予定されています。
となるとこの政府施策と消費者のお財布事情が釣り合わないことが今回の法改正の一番の問題かと。
国としてはなるべく多くの人にエネルギー費用がかからず地震に強い安全で省エネの住宅に住んで欲しいという施策が、
結果としてそんなお家に住める人はごく一部の人達に限られてしまい、新築住宅の選択肢を奪うという矛盾が生じてしまいます。
じゃあどうするか。
当社にご相談いただければ経験豊富なスタッフがお客様の立場に立って、それぞれのお客様のご要望に合ったご提案をさせていただきます。
今週は久々にお家づくりについて、大切な情報提供と後悔しないお家づくりなら当社へご依頼くださいというお話でした。
モデルハウスでご相談お待ちしております!