しばらく報告していませんでしたシクラメンの夏越しプロジェクト2024/2025。
今年は例年になく好調で、5月も間もなく終わろうとしているこの時期にまだ結構花が残っています。
お正月休みに念のためにと自宅に持ち帰ったところ、逆に環境が変わったせいで一気に花が落ちてしまって、「今年はもうだめか( ;∀;)」とあきらめていたのですがその後も地道に管理を続けた結果、徐々に花芽が増えて盛り返して来て、GW前後は売場に飾ってあるように見事な鉢に。
これまでと何が違うかと言うと今回は花ではなく「葉の密度」で鉢を選んだこと。
見た目は花は少なく、背も低くて見た目はパッとしなかったのですが葉の数=花の数とも言われるのでそれを信じて選びました。
ここまで来たら今年は初の「非休眠法」にチャレンジしようと思っています。
昨年までは「休眠法」にチャレンジして、いずれも球根がミイラ化して翌年芽を出すことはありませんでした。。。
さて今年の夏はどうなるか!?こうご期待(*´Д`)
では今週もブログスタート
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これまで何度もここで書いてきました20205年4月の建築基準法改正。
今回の改正のもうひとつの目玉として、自己居住用だけでなく賃貸向けの戸建も含むすべての建物に一定基準以上の省エネや断熱の性能が求められるようになりました。
これにより今年が高性能な賃貸住宅が普及する契機となる「高性能賃貸住宅元年」とも言われています。
実は当社裏メニュー的に群馬・埼玉エリアで戸建賃貸住宅を手掛けています。
知る人ぞ知るという商品ですが定期的にセミナーを開催して、ウッドショックやコロナ禍の影響はありましたがこれまで実績累計20棟を超えて、いずれも満室稼働あるいはしばらく住んでから売却と収益を上げてご好評をいただいています。
これまでお施主様は投資目的の不動産会社様などが多かったのですが、最近は相続による土地活用などで個人のオーナー様も増えてきましたので一般のお客様の目にも触れるようにこの5月からポータルサイトにも窓口を追加しましたのでぜひクリックして見てください。
そもそも戸建の賃貸住宅ってどうなの?という方もいらっしゃると思いますので市場ではどのような位置づけなのか簡単にご紹介します。
※資料は昨年高崎で行ったセミナーの資料から抜粋しています
皆さんが頭に浮かぶ戸建賃貸というと、これまでは中古物件が多く、なんとなく古くて、夏暑くて冬寒そうという印象なのではないでしょうか。
そこへ新築の戸建賃貸というと市場では稀少物件となります。
さらに入居者側はどのように考えているかというと
左のグラフの通り54.9%の人が戸建が好ましいと答えています。
やはり子育てにしろ、趣味に没頭するにしろ、アパートやマンションではやはり上下両隣に気を使いますもんね。
なのに供給されているのは右のグラフを見てください。
98%がいわゆるアパートΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
こんなことあります??
世の中のニーズと供給されるものに約44%の乖離がある市場って。。。
だからこそ戸建の賃貸住宅は需要があって、満室が続く訳です。
おそらくこれまでは人口が増えて、家が欲しくても転勤があるかもしれないから賃貸でいいや、という人達がやむを得ずという形で賃貸のアパートを選んでいたのでそのまま土地の相続対策と言えばアパート経営みたいな固定観念がまん延していたのだと思います。
いやいやほんとは収入が無いから家が建てられないんでしょ??
という方は次のデータをご覧下さい。
このデータの通り、かつて私達世代は「男子たるもの一軒家を持って一人前、クルマはいつかはクラウン」と刷り込まれていましたが今の若い世代は全然違います。
持ち家か賃貸かの判断はデータの通り、年収には関係なく当人の考え方の違いによるものになっています。
毎月家賃払って自分のモノにならないなんてなんか損した気分;つД`)というのは昭和のマインドです。
住む方はその時に最適な場所で、必要な期間だけ、快適な戸建に住むことができる。
昨日もお客様と話していたら「子供が高校に通う間だけ学校の近くに住みたいんですよ」
「なんなら子供と母親だけ3年間賃貸に住んで、週末だけ自宅に戻るというお父さん自宅単身もありですよ」と。
なるほど、極端な例かもしれませんがそんな需要もあるんですね。
ふむふむ、だとすると進学校の近くに良質な賃貸であれば高校は自転車だから駐車場はお母さんの1台分だけでいいのか。。。( *´艸`)
子育て中は学校の近くで、子供もクルマに乗るようになったら駐車場の多い家に引っ越して、所帯を持って家を出たら夫婦二人で平屋に引っ越して、と持つことにこだわらないことで明るい未来が見えてきます。
ただしそのような賃貸住宅が市場に供給されていればという条件付きにはなりますが。
では賃貸住宅を建てる側にこれからどのような変化が起きるのか。
それは誰にもわかりません。
将来が見通せないとなると決め打ちの投資は非常にリスクが高くなるのでどんな状況にも対応できる柔軟性/市場の流動性=出口戦略の多さが重要になります。
アパート経営で容易に想像できるストーリーは→入居者の出入りが多い→リフォーム費用がかかる、どんな人が入るか不安→今後は人口減でさらに空室が目立つ→築古物件は家賃を下げざるを得ない、または入居者の属性を選べない→建物傷んでくるがリフォーム費用が捻出できない→さらに空室が増える→処分しようにも収益性が低いうえに解体費用が高くて買い手がつかない→負の遺産として次の代へ問題先送り。
建てたはいいけど出口が見いだせない;つД`)
では戸建賃貸はと言うと
図にあるのは一例として様々な対応が出来ます。
なぜなら前出のデータの通り「戸建は需要があるから」です。
つまり戸建賃貸の場合には「住みたい人がいる」「大家さんも将来安心」とwinwinのビジネスが成立しますね。
そして私たちはその「家」を建てることで持つ人にも借りる人にも高性能で快適な生活を提供するという役割を担っています。
今週は徐々に認知が高まりつつある戸建賃貸住宅について、需要と供給それぞれの見方でその良さをお伝えしました。
需要があれば「私も遊休地があるので戸建賃貸建ててみようかな」という地主様も増えて来ますのでこの辺で良質な戸建賃貸が欲しいというご相談もお待ちしています。
借りたい方も建てたい方もぜひお気軽にお声がけくださいませ。