マイカー王国群馬県民に朗報!
先週電気自動車メーカーテスラが自動運転で納車する動画が公開されました。
※フェイクニュースでないことを祈っています
https://gigazine.net/news/20250629-autonomous-tesla-delivery/
テキサスはアメリカの群馬みたいなところなのでやはりマイカーは必須なのでこれから喜ばれるでしょうね。
さて電車の便が良い都会では駅チカが一等地なのですがマイカー王国群馬では自分の住んでいる場所がそれぞれの一等地(*´Д`)
「群馬は”クルマさえ乗れれば”物価も安くてほどほどに自然もあって、東京も新幹線で近いし、自然災害も少なくていいとこなのよー」
なので高齢化による免許返納が早いか、テクノロジーの進化で道路を走るクルマ全てが完全自動運転になるか!?群馬県民にしてみれば死活問題です。
イーロン・マスク氏に関しては好き嫌いあるでしょうが自動運転技術に関しては群馬県が開発費を出資しても良いぐらい早期実用化が渇望されるテクノロジーではないでしょうか。
またこの技術によってこのままでは”死に地”になりそうな不動産も優良物件に変わるかもしれません( *´艸`)
では今週もブログスタート
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今週の小話の前振りは先週からの続き
「この家売れますか?」の答えがテクノロジーの進化によって劇的に変わる可能性があるということになりますね。
ですがとりあえず現在実用化されているテクノロジーを前提としてここではお話を続けたいと思います。
FAQ1 「この家売れるんですかね」
A2 「売れるか売れないかというと、売れるんですが一般的には売りづらいと思います。。。」
これはどういうことかというと、先週の「市街化調整区域」以外にも様々な条件があるからです。
先週、今週と実際に合った事例を2つご紹介します。
【 位置指定道路の所有者が行方不明 ?】
分譲地に行き止まりの道路を作って、道路を囲むようにお家が作られている宅地をよく見かけると思いますがあの道路がいわゆる位置指定道路と呼ばれ、建築基準法上の道路と認めさせることでお家を建てることが出来るのです。
よくあるのがどの道路が囲まれたお宅の皆さんの共有だったりして、水道や下水を道路から取り出しなおすのに所有者全員の承認が必要になる場合。
皆さんが現役で住んでいらっしゃればよいのですが、すでに空家になっていて相続した方は県外にお住まい。。。などとなるとまー大変です。
水道が無いと建築工事が進められませんから新居の引っ越しスケジュールが大きく狂ってしまいます。
なので「売れるんですが売りづらいと思います」とお伝えしなくてはなりません。
こういう場合は事前に全員の署名を集めて、水道工事の許可を担保してから全体スケジュールを組むと良いでしょう。
【 公衆用道路なのに登記は個人所有のまま 】
お家の売却のご相談を受けて、やはり行き止まりの道路だったので前面道路が気になったので調べると、所有者はご相談者でもなく、行き止まりに建つお家の方でもなく、全くの他人が所有者であることが判明。
しかも昭和43年に「公衆用道路」として一旦登記されているにも関わらずその後も2代にわたって相続登記されていました。
この道路に面した家で生活をしている方々が通行料や管理費を徴収されていたかというとそんなこともなく、相続した方は公衆用道路なのに固定資産税を納めてずっと個人所有していた??のか謎が多いです。
役所に聞いても「早く整理した方が良いですねぇ」と当然ですが彼らが積極的に動く様子もありません。
なので現時点ではこの問題がクリアになるまで査定のしようもなく、「売れるんですが売りづらいと思います」というお答えになります。
もしこのブログを読んで今お住まいの家やご所有の土地で気になることがありましたらぜひご相談ください。
相続や売却が発生してからでは思うような売却が出来ない可能性がありますので事前の相談がおすすめです。
今週はこれから所有者行方不明案件がどんどん増えそうだなーというお話でした(-_-)
住所調べてお手紙出したのに「宛所に尋ね当たりません」て。。。。参ったな