お家の売却のご相談でよくあるご質問にお答えします(3)
2025.07.19

いやコレいったっしょ(笑)

このブログをいつも読んでいただいている方はすでにお分かりだと思いますが3シーズン目のシクラメン夏越しプロジェクト。

今朝の状態です♡

これまで毎年気温が上がるこの時期は室内に移動して、葉が落ちて、ツンツルテンになって、ならばとネットの記事やyoutubeを見ながら”ドライ法”に切り替えて、そーっと夏は見守って、秋になってみると球根が収縮してスッカラカンが続いていたのですが。

今年は思い切って放置。

 

さすがに直射日光を避けるために冬より置き場を一段下げて長時間の日当たりは避けて。

6月末の猛暑も、7月の梅雨の蒸し暑い時期も乗り越えて、葉が落ちないどころか新しい葉が出てきています!

気をつけているのは「水をやりすぎないこと」。

底面給水の底部分を外して、水やりは上から球根と葉にみずがかからないように、土が十分乾いてからたっぷりと(ネット情報順守)。

 

お客様のお宅を訪問した際にシクラメンを見るたびに「これ、どうやってるんですか?」と聞くと決まって答えは

「いやーなんもしてねーよー」と言われ、いやいやまさか。。。と思っていたのですがホントでした💦

 

生き物って大事に大事に手をかければ良いってものだけではないんですねぇ。

その加減が難しい、だから面白い、うまくいったら嬉しい、シクラメン奥が深いです。

では今週もブログスタート

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お家の売却でよくある質問シリーズ、今回は

「解体っていくらぐらいかかりますか?」について

 

ここでは違法業者による法外な価格は論外ですので、しっかりとコンプライアンス順守した上でまず「誰に聞いたら良いか」のお話です。

先日も家族で買い物に出かけて信号待ちで止まったら、そこがまさに違法と思われる安全対策も現場養生もされず、作業者も全員外国人と思われる人たちで、ヘルメットを被らずくわえタバコで重機を操縦という恐ろしい現場に出会いました。

もしかしたら正規の届け出をした事業者なのかもしれませんがこの先廃棄物が不法投棄されなければいいけど。。。と思いつつ青信号でクルマを出しました。

 

さて新聞やニュースなどでよく聞く「不法投棄」、当然捨てた事業者は罰せられますが依頼した施主はどうなのでしょう。

諸説ありますがもし元請業者が不法投棄をしたとしても、その罪が施主におよぶことはないという解釈がなされています。

そのため、施主が罰せられる可能性は低いでしょう。

ですが、異常に見積りが安い=不安全作業や不法投棄をすると知りながら発注した場合は、状況も変わってきますので、注意が必要です。

見積には全て根拠がありますので「安い!」とすぐに飛びつくのではなく、その場合はまずなぜその値段でできるのか理由を確認してください。

いずれにしてもまずは信頼できる業者(最低限 解体業の許可を有する業者)に相談しましょう。

もちろん不動産屋さんも自社で解体できなくても普段からお付き合いしている信頼できる解体業者さんを紹介してくれるはずです。

 

「ざっくりいくらぐらいですか?」

これも良く聞かれます。

現場までの道路の広さによって、どれくらいの重機やトラックが入れるか、作業の支障になりそうな電線や電柱がないかなど建物だけでなく周辺環境によっても見積が変わります。

重機が入れるスペースをまず手作業で壊す。。なんて場合もありますので。

 

費用的に一番大変なのが「アスベスト」を含む建材が使われていた場合。

アスベスト(石綿)は、建物の解体工事において、飛散による健康被害を防ぐために、適切な対策を講じる必要があります。解体工事前には、アスベストの使用状況を調査し、含有する場合は、大気汚染防止法や労働安全衛生法などの法令を遵守して、適切な除去作業を行う必要があります。
厚労省:石綿総合情報ポータルサイト↓
https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/
またその「レベル」によって対策が異なり、費用も大きく差が出ます。
建物の年代によって、法規制によりアスベスト使用が禁止される前か後かがある程度判別出来ますが不明な場合は検体を採取して分析を行うなど見積を行うこと自体に事前に費用が発生する場合があります。
新築当時の確認申請書や仕様書などが残っていると助かります。
これも「ちょっとぐらいは。。」というコンプライアンス違反は許されませんので業者選びの際は要注意です。
最後に「家具や家電なんかも一緒に持っていってくれる?」
必ず聞かれます(*´Д`)
いわゆる「残置物」というくくりですね。
基本的に解体工事を行う以前からあった、家具や什器、機械設備などの排出者責任は施主にあります。
なので可能であればお施主様自身で各自治体の指定処分場に持ち込むことが出来れば無料で処分できる場合も多いです。
ですがこれを業者が廃棄物として持ち込むと有料となりますので解体作業とは別の項目で「残置物撤去費用」という項目が加わります。
最近は「不用品無料で引き取ります」という広告をよく見ますし、実際今年お家を売却された方でそのようなサービスを利用して、引き取り不可だったものはご自分達で処分場に持ち込んだというお客様もいらっしゃいます。
ただし中にはお家の間取りなどを下見して後に空き巣に入られたという悪い輩もいるようなのでこちらも業者選びは慎重に。
解体の場合は後の空き巣の心配は不要ですが。

 

さて長くなりましたが今週の「解体っていくらぐらいかかりますか?」の答えは

> すみませんが簡単にはお答えできません、まず現地を見て見積をさせてください

※そのうえで「解体後に地中から予期せぬ埋設物が出てきた場合は別途費用お見積り」の一行が加わります

> 残置物はご自身で処分されるか、撤去を依頼するかで総額が変わります

となります。

 

今週の話、これからお家の売却を検討される方の参考になれば幸いです。

もちろん当社へのご相談もお待ちしております!

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