今週は昨年度に実施した社内改革のひとつをご紹介。
当社ではこれまで退職金制度とiDeCo拠出の二本立てで社員の資産形成支援に努めてきましたが昨年度末にiDeCoに一本化しました。
〜いまの働き方に合ったお金の考え方〜
「退職金」と聞くと、
長く勤めたら最後にもらえるごほうび
というイメージを持っている方も多いと思います。
でも実はこの仕組み、
昔の“終身雇用・60歳定年”が当たり前だった時代に作られたものです。
今は、
何歳でも働ける
途中で仕事や役割が変わる
同じ会社に一生いるとは限らない
そんな働き方が当たり前になってきました。
そうなると、
「辞める時にもらう前提」の退職金よりも、
働いている間に、自分の資産として積み立てていく仕組みの方が
実はしっくりきます。
iDeCoは、
毎月コツコツ積み立て
自分で運用先を選べて
資産がどれくらい増えているかも見える
「会社が管理するお金」ではなく、
自分の将来のためのお金として実感しやすいのが特徴です。
最近は、株価や金価格なども長期的に上がってきています(これ大きいです。元手があれば投資したいなーと思いますよね)。
もちろん上下はありますが、長い時間を味方につけて積み立てることで、お金は少しずつ育っていきます。
退職金のように「決まった額を積み立てる」より、いまの時代には合った方法だと考えました。
退職金をやめてiDeCo一本にしたのは、
「会社に長くいること」ではなく
「どんな働き方をしても、自分の将来を自分でつくれる」
そんな仕組みを大切にしたかったからです。
これからは、
会社は“きっかけ”を用意し、
資産づくりの主役は一人ひとり。
そんな考え方で制度を見直しました。
そこで制度の変更に合わせて、当社では投資に慣れている人も、そうでない人もいるので制度改革のフォローとして外部講師を招いて(今回は当社取引のある群馬銀行さんにお願いしました)iDeCoだけでなく新NISAや保険など幅広く基礎知識について勉強会も実施しています。

そして今後これらの制度はどうなっていくのか?
調べてみました。
実は今、国は退職金よりもiDeCoのような“自分で準備する年金”を後押しする方向
に大きく舵を切っています。
背景にあるのは、とてもシンプルです。
少子高齢化が進み、公的年金だけでは老後が不安
企業が一律に退職金を用意する時代ではなくなってきた
働き方が多様化し、転職・副業が当たり前になってきた
こうした流れの中で国は、
「老後資金は、会社まかせではなく、自分で準備する時代へ」
という考え方を明確にしています。
その中心にある制度が iDeCo です。
iDeCoは、ここ数年で何度も制度改正が行われています。
例えば、
加入できる年齢の上限が引き上げられた
会社員でも加入しやすくなった
企業型DCやiDeCo+など、会社が関与できる仕組みが拡充された
これらに共通するメッセージはひとつ。
「iDeCoは一部の人の制度ではなく、誰もが使う前提の制度にする」
という国の意思です。
では今後iDeCoはどのように改正されていくのでしょうか。
webニュースなどから調べてみました。
※制度改正は法令化の手続き中の部分もあり、 予定 としての内容も含みます。
2024年12月の改正で、会社員・公務員などのiDeCoの月額上限は以下のようになっています(職業や企業年金の有無で違いあり):
企業年金がない会社員: 月額23,000円
企業年金がある会社員・公務員: 月額20,000円(※企業年金の掛金と合算の上限あり)
自営業者など: 月額68,000円
この「23,000円/月」というのが会社員がiDeCo単体で使える代表的な上限でした。
制度改正により、iDeCoの掛金上限が大きく拡充される見込みです:
📌 会社員(企業年金の有無にかかわらず)
→ 月額62,000円 まで積み立て可能に一本化される方向です。
(企業年金制度を持っている場合は、企業年金・企業型DCとの合算ルールあり)
📌 自営業者・フリーランス(第1号被保険者)
→ 月額75,000円 まで引き上げ予定。
この改正は2027年1月(2026年12月分拠出から)適用を目指しています。
むむむ、
いまは会社員だと 2〜2.3万円/月程度 だったiDeCoの上限が、
今後は月6.2万円まで積み立てられるようになる予定です。
自営業者であれば、
7.5万円/月まで積み立てられる予定に。
つまり、
→ これまでよりずっと多くの金額を非課税で積み立てられるようになる
→ よりしっかり老後資金を準備できるようになる
という方向に制度が変わろうとしています。
いいですね、今週は今後も色々と勉強会を企画するけどスタッフが株価や金相場ばっかり気にして本業がおろそかにならないように頼むぜ!というお話でした。
但し( `ー´)ノ
昨今投資詐欺のニュースも多いので皆さん(私も含め(*´Д`))一旦「そんなうまい話しあるの?」と冷静に判断しましょう。