キング・オブ・スキーが五輪から消える日。元・複合経験者として思うこと
2026.07.25

日々の業務のなかでポータルサイトのアクセス数を確認しているのですが、少しうれしい変化がありました。

ぜひ高崎在住、高崎出身の方に知っていただきたいと思い6月に投稿した記事が、確実にアクセスを伸ばして上位にランクインしています。

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しかも、他の記事と比較してかなり長い時間(平均5分20秒)読んでいただけているようです。

読者の方の「本気度」が数字からも伝わってきて、発信者として身の引き締まる思いがします。

これからの高齢化時代、この記事が、親子が安心して暮らせる方法を考える小さなヒントになれば幸いです。

もしかすると、高崎への移住希望者が増えるかもしれませんね(笑)。

では今週もブログスタート

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さて、今週のブログは仕事から少し離れ、完全に私の「独り言」にお付き合いください。

群馬酷暑が続きますが冬の話題です(笑)

ショックだった「スキー複合」の五輪除外

今月初め、個人的にとても残念なニュースが報道されていました。

「スキー複合の2030年冬季五輪からの除外決定」です。

ミラノ・コルティナ大会を前にそのウワサは流れており、日本代表の渡部選手たちも事あるごとに競技の楽しさ、素晴らしさを発信して「みんなに応援してもらいたい、それがオリンピック種目の継続につながる」と話していたのですが……。

実は私、中学・高校と短い間でしたが、スキー複合に打ち込んでいた時期があります。

それだけに非常に残念でなりません。

新潟の田舎でしたが、周囲には実際にオリンピックに出場された方や、強化指定選手として「JAPAN」の文字が入ったジャージを着た先輩が合宿で一緒だったりして、当時の目標はごく自然に「オリンピック出場!」でした。

日本では荻原兄弟が出てきて(私が草津国体に参加した時、彼らは地元の中学生テストジャンパーでした(*´Д`))、団体金メダルを獲ってだいぶメジャーになりました。

しかしそれ以前から、複合の勝者は本場北欧で「キング・オブ・スキー」の称号を与えられ、深く尊敬される存在です。

まさに、今で言う「二刀流」アスリートですね。

それがなぜ、五輪から姿を消すことになってしまったのでしょうか。

報道によれば、理由はいくつかあるようです。

1. 強豪国の偏りと、コストの問題

雪上競技である以上、強豪国が偏るのはやむを得ない部分もあります。

これは野球やソフトボールが直面した「道具や球場にお金がかかり、世界的普及が難しい」という壁と同じですね。

サッカーが世界中で熱狂を生むのは、ボールひとつとゴール、そしてシンプルなルールがあるからです。

スキー複合も、クロスカントリーとスキージャンプの両方の道具一式を揃え、遠征の際は一人で担いで電車で運ぶなど、経済的にも肉体的にも本当に大変な競技でした。

当時はジャンプ台の整備も選手総出でやっていましたしね。

他のスポーツに比べてお金がかかるため、高校の夏休みは用具代と遠征費のためにアルバイトをするのが私が所属したスキー部の通例。

私の場合は加えて、地元の先輩からジャンプスーツや板をお下がりでもらってやりくりしていました。

だから時々、スーツに大学や企業の名前、さらには「日の丸」が入っていたりもしました( *´艸`)。

2. 女子種目がないこと(男女平等の課題)

実は、これが大きな要因だったようです。

国際オリンピック委員会(IOC)は長年「男女平等」を推進しています。

女子のスキージャンプはかなり前から採用され、今ではラージヒルも行われていますが、スキー複合はW杯があっても、オリンピックでは唯一の「女子種目がない競技」でした。

これが問題視された側面は大きいようです。

夢の舞台を奪われた選手たちのモチベーション

私が今回いちばん気になっているのは、これまで「オリンピック出場」「オリンピックでメダル」を目標にしてきた選手たちが、これから何をモチベーションに努力をすれば良いのか、という点です。

「夢の舞台に自分も立ちたい」「そこで自分の最高のパフォーマンスを出し切りたい」という思いこそが、日々の厳しいトレーニングに耐える原動力だと思うのです。それを急に「除外されました」と言われても、心の整理はつきません。

きれいごとを言えば、自己実現のために競技を続けることに意味はあるでしょう。

しかし、人間は何かしらの手段で食べていかなくてはなりません。

今の日本において「オリンピックで金メダル」は、アスリートのセカンドライフを支える最もわかりやすいブランドです。

スキーW杯で毎年何勝しても、世界選手権で何連覇しても、4年に一度のオリンピックの1勝にはかなわないという、厳しい現実があります。

2034年のオリンピックで復活するというウワサもありますが(ぜひそうなってほしいです)、それまでの間にピークを迎える選手たちのモチベーション、気持ちのやり場を思うと胸が痛みます。

他にもオリンピックで採用されていない競技は山ほどあり、私ごときが心配することではないかもしれません。

でも、若い頃の自分を思い出し、今、スキー複合に取り組んでいる中高生のみんなには、どうか競技を続けていってもらいたいと願わずにいられません。

昨日より遠くに飛べた。

昨日より早く走れた。

その純粋な喜びの先に、新たな目標を見つけて頑張ってほしいです。

……と、熱く語ってしまいましたが、今週は当時実力が無いのにがんばりすぎたおかげで、今の私の身体は首・肩・腰がすっかりボロボロ、膝にはボルトが入っているのでスポーツとはいえ無理は禁物ですよというお話でした(*´Д`)

ただ、どれだけ体が悲鳴をあげていようと、お客様の土地探しや家づくりの現場とあれば、スキー選手並みのフットワークでどこへでも飛んでいきますのでご安心ください!(笑)。

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