「うちの親は大丈夫?」認知症で実家が“凍結”する前に。判断能力の判定ルールと今できる備え
2026.09.26

お盆休み明けまで大減水が続いていた榛名湖。

このところの長雨で今は超満水となっていますが。。。釣れない😢

私が狙っているのはブラックバス(榛名湖ではバス釣り公式に認められています)なのですがもう2ヶ月何のアタリもありません。

ロコの名人によれば、釣れない理由は酸性雨説から水没したボルボの呪い(同じ場所で2台落水したらしいです)説まであるらしいですが💦

 

私はオカッパリと言って、ボートに乗らず陸から釣るので陸から届く距離と深さ(水面か水底)にバスがいないとどうやっても釣れないのです。

先日漁協のおじさん情報では「ボートは釣れてるよ」「ワカサギの人がバスに持っていかれたって」と。

どうやらバスは私の手が届かない場所にはいるようです(´Д⊂ヽ

今年は魚の写真がなく、榛名湖には風景写真を撮りに行ってるというのが正しい今シーズンの釣果情報でした(笑)

では今週もブログスタート

*************************************************************

さて日に日に秋は深まり(最近の榛名湖の朝は14℃)、秋の夜長にご家族で集まったり連絡を取り合ったりする機会も増える季節ですが、皆さんは普段、ご両親とどんなお話をされていますか?

実は最近、不動産やリフォームのご相談で、こんな「切実な声」を聞くことが本当に増えました。

「親の実家を売却して介護資金に充てようと思ったら、手遅れと言われてしまった…」

「もっと早く、元気なうちに動いておけばよかった…」

「うちの親はまだまだシャンシャンして会話もできるから大丈夫!」 …そう思っている方にこそ、今日のお話はぜひ届いてほしいと思っています。

■ 数字で見る「他人事じゃない」認知症のリスク

「そうは言っても、認知症なんてまだ先でしょ?」と思われるかもしれません。 ですが、厚生労働省などのデータを見ると、ちょっとハッとさせられます。

  • 80代前半の「約5人に1人(22%)」、85歳以上では「約2人に1人(44%)」が認知症を発症すると言われています。

  • さらに、認知症と診断されてからの平均寿命(余命)は約5年〜12年。

つまり、「認知症になってから亡くなるまでの長い年月、資産が使えなくなるリスク」が、誰の身にも起こり得るということなんです。

■ そもそも「判断能力の低下」って、誰がどうやって判定するの?

ここでよくお客様からいただくのが、「家族が『うちの親、ちょっと認知症っぽいな』と思ったら、もう何も契約できないの?」という質問です。

結論から言うと、家族の自己判断だけで決まるわけではありません。 現場では、主に2つのステップ(関門)で判断されます。

① 医師による「診断書」(医学的な判定)

実家の売却や後見人の申し立てなど、法的な手続きを行う際、まずは主治医や専門医(精神科・心療内科・脳神経外科など)による「成年後見用の診断書」が必要になります。 ここで「長谷川式スケール」などの認知機能テストや生活状況の聞き取りが行われ、「本人の判断能力がどの程度あるか」が判断されます。※AI調べ

② 司法書士・公証人・銀行などの「面談」(現場での意思確認)

「医師の診断書がまだないから大丈夫」とも言えません。 不動産の売買契約や名義変更をする際、担当する司法書士や公証人、銀行の窓口担当者が本人と直接面談します。 そこで、

  • 「今日何をしに来たか理解できているか」

  • 「自分の意志で家を売ろうとしているか」 といったやり取りが行われます。この時に意思疎通が難しいと判断されると、その場で手続きがストップ(謝絶)になってしまうのです。

■ 判断能力が落ちると、現場で何が起きるのか?

法律上、親御さんの判断能力が落ちたとみなされると、「資産の凍結」が始まります。

「子供である自分が代わりにサインすれば大丈夫でしょ?」 …残念ながら、今の法律ではそうはいきません。

  • 実家の売却や、大規模なリフォームの契約ができない

  • 親名義の預金口座から、介護費用が引き出せなくなる

  • 空き家になった実家を貸し出すこともできない

これらはすべて、「親本人の明確な意思確認」ができないとストップしてしまいます。

実家があっても売れず、子供が自分のポケットマネーから毎月の介護費用を出し続ける…というケースも少なくありません。

■ 解決の鍵は「判定される前」のバトンタッチ!

じゃあ、どうすればいいのか? 答えはシンプルで、「判断能力に疑問符がつく前に、将来の準備をしておくこと」です。

具体的には、次のような選択肢があります。

  1. まずは「雑談」から始める家族会議 いきなり「お金や相続の話」をすると警戒されます。「将来どんな暮らしがしたい?」「実家はどうしていきたい?」という親の希望を聞くことからスタートしましょう。

  2. 注目されている「家族信託」の活用 難しい法律用語に見えますが、簡単に言えば「信頼できる子供に、あらかじめ財産の管理権限をバトンタッチしておく仕組み」です。これをしておけば、万が一認知症になっても、子供の判断で実家の売却や介護資金の管理がスムーズに行えます。

  3. 実家(不動産)のコンディション整理 今実家がいくらくらいの価値があるのか、将来的に売る・貸す・住むのどれがベストなのか。建築と不動産のプロの目線から一度整理しておくことをおすすめします。

■ まとめ:家族の笑顔を守る「やさしい第一歩」を

「相続対策」や「家族信託」と聞くと身構えてしまうかもしれません。 でも本当の目的は、節税や手続きではなく「家族みんなが最後まで笑顔で、安心して暮らすための準備」なんです。

「うちの親、最近同じことを何度も言うけど大丈夫かな…」 「実家の価値だけでも知っておきたいな」

そう思われた方は、ぜひ一度、散歩がてら当社に遊びにいらしてください。

一緒に悩ませてもらいます。

もどる
株式会社 高崎テクノ
〒370-0015
群馬県高崎市島野町314-5