【地味だけど超重要】ゲリラ豪雨から家を守る「浸透桝」と「トレンチ」のお話
2026.09.12

皆さんミョウガはお好きですか?(笑)

以前も書きましたが私いつの頃からか、小さい頃はあんなに嫌いだったミョウガが大好きになりました。

我が家では今の場所に家を建てた時にウラの家のおじさんから「ミョウガいる?」ともらった苗を育て続けて今に至っています。

さらに今年はミョウガ畑(?)をリニューアル。

今までは家の中から見えない場所に植えていたので、気が付くと花が開いてふにゃふにゃになって食べごろを逃すことがしばしばありました。

そこで今回は冬の芝のリニューアルと併せてミョウガ畑もリニューアル。

1)場所の移動:コンサバトリーから見える場所、かつ真夏にガンガン陽が当たらない場所へ

2)高植え:収穫作業がしやすいようにちょっと高くしました

3)奥行き縮小:以前は90センチぐらいの奥行があったのですが、結局手も届かず、収穫もできなかったので人間工学に基づき(笑)奥行きは30センチにして、全面が見やすく収穫しやすくしました。※量が多すぎると家人に怒られるし(@_@)

今年は完全に根を掘り起こして植え替えたのでまだ小ぶりではありますが香りも歯ごたえもよく美味です✌

一株植えたらおそらく一生収穫できるミョウガ。

お庭の陽当たりの悪い片隅にぜひこっそりと、おススメです(*´Д`)

では今週もブログスタート
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最近、夏から秋にかけて「これって台風?それともスコール?」と思うような猛烈なゲリラ豪雨が増えましたよね。

「道路があっという間に冠水した…」

「敷地の中に水が溜まって全然抜けない…」

そんな「内水氾濫(下水道や川があふれるのではなく、敷地や道路に雨水が溜まってしまう現象)」のリスクが、ここ群馬でも年々高まっています。

そこで今、家づくりでめちゃくちゃ重要になっているのが「雨水の宅内処理」です。

「えっ、雨水なんて適当に庭に流しておけばいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

でも実はこれ、建築確認申請の審査でガッツリチェックが入る、絶対に甘く見られないポイントなんです。

今日は、代表的な2つの手法「浸透桝(しんとうます)」「浸透トレンチ」について、選定の計算方法や自治体ルールまで見てみましょう。

1. 「点」で吸う浸透桝 vs 「線」で吸うトレンチ

雨水を地中に逃がす方法は、大きく分けて2つあります。

項目 浸透桝(しんとうます) 浸透トレンチ
仕組み 穴の開いたバケツ状の施設を設置 穴の開いたパイプを横に長く埋設
特徴 **「点」**で浸透。省スペースで施工しやすい **「線(面)」**で浸透。大雨でも溢れにくい
得意な場所 雨樋(あまどい)の下などピンポイント お庭全体、広い敷地の水はけ改善
費用目安 1箇所あたり 約3万~ 1mあたり 約1.5万円〜

2. 建築確認で検証される「サイズ選定の計算」ってどうやるの?

「桝は何個置けばいいの?」「トレンチは何メートル埋めればいいの?」

これは感や経験で適当に決めているわけではありません。

設計時にはもちろんきちんとした計算(雨水処理計算)を行っています。

考え方はとってもシンプルです👇

  1. 屋根に降る雨の量を計算する

    • 「屋根の水平投影面積(㎡)」×「地域の設計降雨強度(ミリ/時間)」

    • これで「1時間にこの家から出てくる雨水の量」が弾き出されます。

  2. 設備1つあたりの処理能力(浸透能力)を調べる

    • 土の性質(砂利なのか粘土なのか)によって、浸透桝1基やトレンチ1mが1時間に吸える水の量(単位単位浸透量)が決まっています。

  3. 割り算で数を決定!

    • 必要数 =(全体の雨水量)÷(設備1つあたりの処理能力)

たとえば、計算の結果「1時間に1.2トンの雨を処理する必要がある」となり、浸透桝1基の能力が「0.3トン」なら、最低でも4基の浸透桝が必要ということが分かります。

トレンチなら「1mあたり0.15トン吸えるから、8m分埋めよう!」という計画になるわけです。

この計算根拠と図面を提出しないと、建築確認の許可が下りない(指導が入る)仕組みになっています。

3. 前橋・高崎…地盤と自治体によって「正解」が変わる!

ここで注意したいのが、「じゃあトレンチを埋めれば一安心だね!」とは一概に言えない点です。

  • 地盤の性質がカギを握る!

    • 浸透施設は、地中が「砂利層」や「砂質土」なら最高の効果を発揮します。

    • しかし、水を通しにくい「粘土質」の地盤だと、トレンチを掘っても水が溜まったままになってしまうことも…。

  • 自治体や地域ごとの対応の違い

    • 高崎市や前橋市など、市街化区域や新しく開発された分譲地では、設置基準が細かく定められています。

    • 地盤によって浸透が難しい地域では、一時的に雨水を貯める「貯留タンク」の設置や、側溝への「低流放流(少しずつ流す仕組み)」など、別の計画に切り替えて申請を通すノウハウが必要になります。

    • 自治体によっては「雨水浸透施設に対する補助金」(工事費の半額など)が出る場合もあるので、事前の確認が必須です。

「トレンチ」や「浸透桝」は、完成してしまうと地中に隠れて見えなくなります。

でも、間取りやデザインと同じくらい、家族の安心と家の寿命を左右する超・重要設備なんです。

多少費用はかかりますが必須設備ですので、行政の指導に従って正しく処理をしましょう。

今週は浸透桝のそばにミョウガを植えれば水やりいらず(?)というお話でした。

冷ややっこ、そうめん、納豆、味噌汁、なんでもミョウガ!

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